ケビン・クルーズ氏の「1440分の使い方」を読みました。
学んだことや役に立ちそうなことをまとめます。
抜粋ではなくあくまで学んだことを個人的にまとめたノート感覚なので、原文をしっかり読みたい方は本を買うことをおすすめします。
「1440分の使い方」とは?
1日は1440分です。
この1440分を有意義に使いましょうというのが本書のテーマ。
要するに時間術の本です。
で、その1440分を有効に使うために必要なことは、著者のケビン・クルーズ氏いわく思考を転換させること。
時間に対する考え方を変えることが、それまでよりも時間を上手に使う秘訣だということです。
著者は時間を上手に使うためのテクニックを15個挙げています。
1440分を有効に使う15個のテクニック
以下、その15個です。
- 優先順位を決めて集中する
- ToDoリストを工夫する
- 先延ばしを克服する
- 適度に切り上げるスキルを持つ
- ノートやメモの取り方を工夫する
- メールを処理するテクニック
- 会議を効率化するテクニック
- NOと断るスキル
- パレートの法則を活用する
- 他人や機械に外部委託する
- テーマを決めて行動する
- 「1回しか触れないルール」を設ける
- 自分を振り返る時間を持つ
- 休憩を適切に取り入れる
- E-3C方式を取り入れる
それぞれの詳しい方法は以前の記事で書きましたのでリンクをご参照。
また、そのほか細々した時間術も著者は紹介しています。
レビュー(感想や解説)
誰しも1日は24時間で、人生はこの24時間の積み重ねです。
時間は一定に流れ、遅くしたり早くしたり逆戻りさせたりはできません。
そのように考えると、時間の使い方について考えることは誰にでも共通した重要なことであるように思えます。
一方で、時間術に関して勉強しようと思い関連した本を探すと、単に個人の体験談の本が多いです。
もう少し科学的に、根拠を立てて、となってくると時間の使い方の勉強は心理学などの勉強にだんだんなっていきます。
「1440分の使い方」は時間術について調査した結果を下に書かれていますが、調査自体が小規模だったり出典がはっきりしていなかったりする点もあります。
「1440分の使い方」は個人的な経験本と科学的調査をした本の中間、あるいは個人の経験寄りの本かなと思います。
その他の記事
参考資料
ケビン・クルーズ『1440分の使い方』パンローリング株式会社、2017年