【時間術】他人や機械に外部委託する




1. 外部委託という時間術

「人生で最も大切な資源は時間である」というのはよく言われることです。

時間術において、
物事をいかに外部委託できるかという工夫は重要です。


2. 「自分にしかできないこと」をするために、「他の人でもできること」を誰かに任せる

ジュリアン・バーキンショー教授らの研究によると、
知識労働者は自分の時間の41%を他人でもできる活動に費やしているそうです。

しかもこれらの活動は、満足感につながらず、必須でもない活動だそうです。

時間は有限です。
「自分にしかできないこと」をするために、「他の人でもできること」を誰かに任せる、あるいは機械に任せるという発想は大切です。

起業家のジェイ・ベーア氏は、
1年間の時間の使い方を振り返り、最低でも15%の行為を外部委託する方法を見つけることを推奨しています。


3. 最優秀プログラマーのボブのお話

定時出社、定時退社で残業なし。
それでありながら会社の最優秀プログラマーに選ばれたボブというプログラマーの話があります。

彼の年収はおおよそ20万ドル。
そんな彼は一体どんな仕事術を持ってるのか。

彼は仕事中、プログラムは一切書きません。
ただ1日中のんびりYouTubeを見たりしています。

じゃあ、一体彼はどうして成果を出せたのか?

彼は5万ドルを中国のプログラマーにネット経由で支払って、自分の仕事をさせていたのです。

安い人件費を払って、業務を外部委託し、時間を節約していたわけです。

事実が明るみに出たあと、ボブは就業規則違反で解雇されましたが、ボブの考えは基本的には間違っていはいません。

自分ではなく、他の人ができるなら、自分ではなく外部委託する。
そうやって時間やお金を節約する。

発想が柔軟な会社であれば、ボブはきっと会社の重要なポストに立っていたことでしょう。


4. おわりに

とは言うものの、一見無駄に見えることでも本人の生活習慣には大事な行動というものもあります。

なんでもかんでも外部委託すればいいというものではないでしょう。

起業家のケビン・クルーズ氏は、
基本的にはできるだけ全てのものを外部委託することを述べながらも、下記の条件いずれかに当てはまる場合は自分でやったほうがいいとしています。

・自分にとって楽しみである活動。
 心身を癒したり回復させるのに必要な活動。

・自分のこだわりがあるもの。
 自分でやり続けたいと思うもの。

・外部委託すると、1時間以上余分に時間を食うもの。

これらを参考に、
何を自分でやって何を人や機械に任せるか、慎重に判断したいものです。

時間は有限なのですから。


5. その他の記事

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6. 参考資料

ケビン・クルーズ『1440分の使い方』パンローリング株式会社、2017年