アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
ラプトールは悪くない
ゾイドワイルド ZERO 第31話「皇帝陛下を救出せよ」(あにてれ)より引用
アニメ「ゾイドワイルドZERO」に登場するゾイドである、ラプトール。
前作ゾイドワイルドから引き続いての登場ですね。
量産型小型ゾイドとしてやられ役は避けられないですが、それにしても影が薄いですよね。
前作ゾイドワイルドですでにメインの回が組まれたりしたので、次作であるゾイドワイルドゼロで影が薄くなるのはある程度しょうがないのですが、
完全にラプトリアの下位互換になっていて、もったいないなあとも思います。
ZW09「ラプトール」とは?
機体解説
ゾイドワイルド ZERO 第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」(あにてれ)より引用
ヴェロキラプトル種のゾイドであるラプトール。
ゾイドワイルドシリーズでは初の小型恐竜ゾイドになります。
パイロット(ライダー)
ゾイドワイルド ZERO 第7話「ライガー奪還大作戦!」(あにてれ)より引用
特定のライダーはいません。
おおむね帝国軍の一般兵が搭乗します。
ワイルドブラスト
ワルドブラウスとは背中の大爪ドスクローを展開する「リッパーエッジ」です。
機体バリエーション(仕様)
ゾイドワイルド ZERO 第10話「フォックス捕獲指令」(あにてれ)より引用
帝国軍仕様のラプトールはZ-Oバイザーが装着されています。
そのため前作とは目元のデザインが異なります。
玩具展開・作り方
ワイルドブラストはドスクローを手動で展開するだけですが、
歩行に応じて口も動くのがゼンマイ式ゾイドながら細かいギミックでいいですね。
また、
ゾイドワイルドゼロでは肩に火器を装備していることが多いですが、キットには付属していません。
主な活躍・登場シーン
初登場
ゾイドワイルド ZERO 第6話「悪魔の翼!スナイプテラ」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルドゼロでの初登場は第6話頃になります。
小規模戦に度々登場
ゾイドワイルド ZERO 第9話「空へ吠えろ!ライガー反撃!!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第10話「フォックス捕獲指令」(あにてれ)より引用
その後も他のゾイドと一緒に度々登場します。
しかしジェノスピノ戦・オメガレックス戦など大きな戦闘では火力が高いバズートルなどのゾイドが多く登場し、影が薄くなります。
ラプトールの出番は機動力を活かした比較的小規模な戦闘・作戦に多いです。
何かとやられ役のラプトール
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」(あにてれ)より引用
量産型小型ゾイドの宿命か、やられ役が多いラプトール。
第30話では同じ小型ゾイドであるキルサイスにやられてしまいます。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」(あにてれ)より引用
ラプトールとラプトリア。
両軍に類似した小型恐竜ゾイドが配備されるのはゾイドシリーズにおいてよくある設定です。
旧シリーズにおけるイグアンとゴドスの関係はまさしくそれですね。
設定としてはややイグアンが高スペックになっていますが、
どちらも装備が似ているまさに「ライバル」といった感じです。
あえて違いを出さずに対等にする演出と言いましょうか。
そして2000年代に登場した
レブラプターとガンスナイパーの位置付けも見事だったなあと思います。
格闘戦が強く軽量な帝国軍のレブラプター。
火力があり狙撃が得意な共和国軍のガンスナイパー。
イグアン・ゴドスと異なり今度はデザイン・特性が真っ向から差別化されています。
懐古厨と言われればそれまでですが、これらと比べると
ラプトールはラプトリアの下位互換になってしまっていて、お互いがお互いの持ち味を消しあってしまっていますよね。
量産型の小型恐竜ゾイドはコアなファンを作りやすい機体なのでもったいないなあと思います。
ただ、
ラプトリアはラプトールの「亜種」という設定は、生物であるゾイドならではの設定なのでいいなあとは思います。
その他の記事