アニメ「SSSS.GRIDMAN」の解説です。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
宝多六花の解説
「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用
アニメ「SSSS.GRIDMAN」における登場人物「宝多六花(たからだりっか)」。
六花の目の色には青色の中に一部赤色が混ざっていますが、これは「六花がアカネの怪獣から生み出された」という伏線になっています。
六花達の世界はアカネが作った仮想世界であり、
六花はアカネが作った「レプリコンポイド」でした。
六花の目の色
「SSSS.GRIDMAN」において登場人物の目の色には一定の規則性があります。
主にはグリッドマン側は青色。
怪獣に関連する人物は赤色。
詳しくは以下をご参照。
補足記事:「SSSS.GRIDMAN」六花達の瞳の色の解説と考察と仮説
「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用
そして、六花の目は青色の中に赤色が混じっています。
第8話「対・立」で明らかになりますが、
六花はアカネが怪獣から生み出した存在でした。
つまり怪獣ではないのですが、六花という存在には怪獣の存在が深く関わっているわけです。
また、アカネのとって六花は「友達」として生み出した特別な存在。
要するにお気に入りなわけです。
そんなアカネと怪獣に深く関わりがある六花は伏線として目の色に赤が混じっています。
六花の正体
アカネ君の怪獣から生まれた贋造物。
偽りの人間、レプリコンポイド。
君達はアカネ君のために生まれた作り物にすぎない。
「SSSS.GRIDMAN 第12話」(Abema TV)より引用
先述の通りツツジ台の街や六花達はアカネが作り出したものでした。
そして最終回にてアレクシスから「レプリコンポイド」という単語が出ます。
レプリコンポイドは原作である「電光超人グリッドマン」に登場した用語です。
六花の認識としては
「アカネと六花は家も近くて中学時代も仲が良かった友達」
ですが、それはアカネが六花に設定した埋め込まれた記憶に過ぎないわけです。
まとめ
「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用
エンディングをはじめとして六花のアップのシーンはたびたびあり、
そのため六花の青い目の中に混じった赤色は当初から注目されていました。
最終的にはやはり六花は他の人々とはちょっと異なった立ち位置で、
六花はアカネが自分の友達として作ったお気に入りの存在だったわけです。
自分が作り物であり、自分のアカネへの感情が「設定」であることに当初は動揺した六花ですが、最終回ではアカネの「友達」として強い意思のもとアカネを支えます。
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