「SSSS.GRIDMAN」EDの伏線の解説や考察

アニメ「SSSS.GRIDMAN」の解説です。
ネタバレも含みますのでご了承ください。



「SSSS.GRIDMAN」のエンディング「youthful beautiful」

アニメ「SSSS.GRIDMAN」エンディング、内田真礼さんの「youthful beautiful」。

何かと評判が高い「SSSS.GRIDMAN」のオープニングとエンディング。

その理由は
オープニングとエンディングが本編の伏線のように見えるから。

そして、
「SSSS.GRIDMAN」のエンディングはオープニング以上に意味深です。

仲良さそうな六花とアカネのシーンと共に流れるエンディングは本編との対比もあって謎を呼びます。

今日は「SSSS.GRIDMAN」のエンディングについて。


「SSSS.GRIDMAN」エンディングの仮説

「SSSS.GRIDMAN」のエンディングは意味深で、何か本編の伏線になっているのではと考える視聴者は多いです。

ネット界隈においてエンディングの意味について仮説は主に2つあって、

  • 「六花の回想」説
  • 「現実世界のアカネ」説


です。

「六花の回想」説

第4話で六花が話していたように、六花とアカネは家も近く中学時代は仲が良かったそう。

しかし物語の時期である高校の夏から秋には2人は疎遠になっている様子がうかがえます。

エンディングはこの
「仲が良かった頃の六花とアカネ」~「次第に距離が離れていく六花とアカネ」を描いた六花の回想ではという説です。

「現実世界のアカネ」説

もう1つが「現実世界のアカネ」説です。

結局、六花達の世界はアカネが作った仮想世界であり、現実世界の人間はアカネだけでした。

そして最終話にてアカネが現実の世界に帰ります。

最終話では実写シーンがあり、その際の女性は文脈からしてアカネと思われますが、容姿は髪が長くどちらかというと六花に似ている。

この点から、
「現実世界のアカネは六花の容姿に似ていて、仮想世界のアカネの容姿はアカネが思う理想の容姿を具現化したものでは?」という説が視聴者の間でささやかれています。

さらに、エンディングの背景は実写シーンが使われています。

これらの点から、
エンディングは現実世界のアカネの話。
エンディングの六花は実は現実世界のアカネで、それに伴いエンディングのアカネは現実世界のアカネの友達(六花的立場)。

という説です。

この説はけっこう大胆で、もしそれが本当なら物語の深みがぐっと増す仮説です。


「SSSS.GRIDMAN」エンディングの解説

以下、エンディングシーンを実際に見て考えます。




「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

エンディングは背景が実写。
この点が「現実世界なのか?」と視聴者が考える最大の要因。



「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

実写の学校の中の六花。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

六花のアップ。
青い瞳の中の赤色が際立ちます。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

再度、廊下のシーンをはさみ、


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

なみこ、


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

はっす、


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

そして六花で、仲良し3人組。
3人を比較でき、目の赤色が六花だけのデザインであることがわかりますね。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

アカネと比較的親しそうだった派手な上着の生徒。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

アカネと六花。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

制服のバッチから、高校生であることがわかります。
つまり中学時代の回想ではない。



「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

足を上げているのは六花。

タイツを履くのも足癖が悪いのも物語中ではアカネの特徴ですよね。
「季節が違うから六花だって長い靴下を履くことあるだろう」って気もしますが。

さらに、ああやって寝転がるのはアカネよりどちらかというと本編では六花のほうがシーンとしては多かった。

つまりエンディングのこのシーンは本編のキャラに準ずるなら互いの位置が逆のような気がします。



「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

六花とアカネ。
2人とも目を閉じているのが共通の演出。

さらに、六花は紙パックのジュースを持っています。

本編でアカネがトマトジュース、つまり赤い紙パックを持っていたのに対し、エンディングの六花は青や白を基調とした紙パック。

このあたりは互いの瞳の色を彷彿とさせますね。

しかしながら、やはりこの紙パックのジュースもアカネではなく六花が持っているのが気になります。

2人とも持っているならともかく、六花しか持っていない。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

そして目を開くアカネ。
赤い瞳。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

夕暮れと思しきシーン。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

手すりをつたう指。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

微笑みかけるアカネに対して、


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

うーん、六花はぎこちない。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

スマホで写真を撮ります。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

アカネもぎこちない笑顔。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

アカネの赤い目のアップ。



「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

一見して仲が良さそうではありますが、



「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

アカネの切なそうな表情が印象的。


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

今度はアカネの指が手すりをつたって、六花への距離を縮めますが、


「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

その指は届かず。
季節も変わった印象。



「SSSS.GRIDMAN 第2話」(Abema TV)より引用

一人になる六花。
吐息から季節が冬であることがわかります。


まとめ

以上のように、
「現実世界のアカネ」説には今一歩決め手に欠ける感じもありますが、
一方で、「六花の回想」説だけでは説明がつかない演出も多々ありますね。

エンディングのシーンは洋服の様子や、二人の初々しい着こなしから察するに、高校入学の春頃と予想できます。

さらに、エンディングの最後、六花一人のシーンは冬の様子。

本編最終話時点でも雪が降ったことから冬に入ったことがわかります。

結局のところエンディングは何を意味するのか?

2つの仮説のどっちというのは正直なところ判断しにくいです。

そのためそれぞれまとめてみましょう。

「六花の回想」説

エンディングのシーンは六花のアカネとの回想。

仲が良かった2人ですが、なぜか高校生活で少しずつ疎遠になっていく様子を描いています。

そして最後の冬のシーン。

現実世界に戻ったアカネ。
それにより一人になった六花はアカネのことを思います。

「現実世界のアカネ」説

まずは現実世界のアカネは仮想世界の六花に容姿が似ていると仮定。

その上で、エンディングの大部分は
ED六花=現実世界のアカネ
EDアカネ=現実世界のアカネの友達(六花的立場)

と仮定します。

エンディングのシーンは、
「現実世界のアカネ(ED六花)」が「現実世界の六花(EDアカネ)」と仲が良かった頃を回想しているわけです。

しかし2人の関係はは何らかの理由で溝が生じて距離が生まれていく。

そして最後の冬のシーンは「現実世界のアカネ(ED六花)」が現実世界に戻り学校に登校したシーン。

おわりに

そんな感じで、エンディングの解釈が難しいグリッドマン。

みなさんはどのように解釈するでしょう?


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参考資料