「SSSS.GRIDMAN」を初めて見るときの順番や予備知識

アニメ「SSSS.GRIDMAN」を初めて見るとき、知っておくとより楽しめる順番や予備知識についてです。



「SSSS.GRIDMAN」を初めて見るとき

アニメ「SSSS.GRIDMAN」は特撮作品「電光超人グリッドマン」を原作とした作品です。

「SSSS.GRIDMAN」は「電光超人グリッドマン」を単にリメイクした作品ではありません。

「電光超人グリッドマン」を意識した演出は多くありますが、
「SSSS.GRIDMAN」は「電光超人グリッドマン」をベースとして作られた新しい作品です。

「SSSS.GRIDMAN」は原作を気にせずまずは見てみて、よりグリッドマンの世界を楽しみたいと思ったときに原作の「電光超人グリッドマン」に手を出すくらいがちょうどいいかなと思います。


「SSSS.GRIDMAN」とは?

「SSSS.GRIDMAN」の読み方は「グリッドマン」です。
「SSSS」の部分は特に何も言わないようです。

この「SSSS」は、原作「電光超人グリッドマン」のアメリカ放送バージョンである「スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド(Superhuman Samurai Syber Squad)」の頭文字である説が有力ですが、

「SSSS.GRIDMAN」の本編に登場する、グリッドマンが出撃するためのコードである「Special Signature to Save a Soul(魂を救うための特別なサイン)」の「SSSS」である可能性もあります。

「SSSS.GRIDMAN」とは1993年から放送された特撮作品「電光超人グリッドマン」を原作としたアニメ作品です。

2018年から放送されています。

「SSSS.GRIDMAN」は原作である「電光超人グリッドマン」のリメイクではないので別の話と捉えた方が無難です。

しかしながら、共通点もあります。

  • グリッドマンが怪獣と戦う
  • グリッドマンは主人公と一体にならないと戦えない
  • グリッドマンは様々な武器を身に着けることでタイプチェンジする
  • 敵に立ち向かうのは主人公とその友人達
  • 敵も主人公同様、子供


基本的にウルトラマン的な話です。
そもそもウルトラマンを作っている円谷プロダクションの作品なので。


そもそも「電光超人グリッドマン」とは?

そもそも「電光超人グリッドマン」はコンピューターやインターネットを舞台とした1993年当時では「早すぎた名作」と言われた作品。

主人公達が作ったパソコンを介して、ネットワーク内で悪さを起こす怪獣とグリッドマンが戦うという内容。

今はインターネットが普及していて、ネットワークにウイルスを流すことで実生活に支障をきたすというのは想像に難くありませんね。

そんなネット内での攻防を90年代でテーマに取り上げたのが「電光超人グリッドマン」です。

なのでざっくり言ってしまうと、
「電光超人グリッドマン」はネット上で戦うウルトラマンと言ったところです。

また、主人公達や敵が子供であることもウルトラマンとはまた違った作風ですね。


「電光超人グリッドマン」と「SSSS.GRIDMAN」の違いや関係性

「SSSS.GRIDMAN」は原作と異なる点が多々あります。

「電光超人グリッドマン」が放送されたのは1993年。
「SSSS.GRIDMAN」は2018年。

時代背景も違いますし、単純なリメイクではありません。

「SSSS.GRIDMAN」は原作をベースに作られた新しい作品です。

主人公達の名前も違うし、そもそも年齢も原作では中学生ですが「SSSS.GRIDMAN」では高校生。

また主人公が記憶喪失になっているという新たな設定も加わっています。

「SSSS.GRIDMAN」は「電光超人グリッドマン」を知らない人が見ても楽しめる内容です。

作画も今風で親しみやすいですね。

一方で、
原作「電光超人グリッドマン」を知っているとより深く楽しめる伏線が豊富に入っています。

ウルトラマンなど特撮作品を意識した言いまわしや表現もあるので、特撮作品が好きな人が見るとより楽しめる要素もあります。

もっと詳しく:「SSSS.GRIDMAN」と「電光超人グリッドマン」の違い


まとめ

「SSSS.GRIDMAN」は特撮作品である「電光超人グリッドマン」を原作としたアニメ作品。

「SSSS.GRIDMAN」は「電光超人グリッドマン」の単なるリメイクではないわけです。

グリッドマンの基本設定は引き継ぎつつ、新たな展開を見せる作品です。

そのため、
「原作を知っているから楽しめる部分」と
「原作を知らなくても楽しめる部分」がうまく共存しています。

「SSSS.GRIDMAN」の伏線を100%楽しむには、当然原作を知っているに越したことはないのですが、

現代風の作画やストーリーが魅力で「SSSS.GRIDMAN」を見た人は、原作である「電光超人グリッドマン」を見るとその古臭さに抵抗があるかもしれません。

グリッドマンを観る順番としては、
「SSSS.GRIDMAN」に興味があるなら素直に「SSSS.GRIDMAN」から観て、その中で「電光超人グリッドマン」に興味が出た人は原作も観るくらいのスタンスがちょうどいいのではと思います。


その他の記事

「SSSS.GRIDMAN」第4話の解説と考察~アカネの疑心と六花の疑心~

「SSSS.GRIDMAN」第5話の解説と考察~なぜ山は崩れた?アカネの水着と余計な仕事~

「SSSS.GRIDMAN」第6話の見どころ解説と考察~アノシラスの少女と仮想世界~

「SSSS.GRIDMAN」第7話の解説と考察~アカネはやっぱり本物?裕太の使命とアンチの運命~

「SSSS.GRIDMAN」第8話の解説と考察~六花の瞳とアカネの思惑~

「SSSS.GRIDMAN」第9話の解説と考察~アカネの生死の謎と深まる孤独感~

「SSSS.GRIDMAN」第10話の解説と考察~寝たりしない「本当の人間」とアンチの心~

「SSSS.GRIDMAN」第11話「決・戦」の解説と考察~裕太の瞳とアカネの瞳~

SSSS.GRIDMAN 第12話「覚醒」解説と考察~アカネの正体と神様の世界~

「SSSS.GRIDMAN」OPの伏線の解説や考察

「SSSS.GRIDMAN」EDの伏線の解説や考察

「SSSS.GRIDMAN」の考察・仮説・伏線一覧

「SSSS.GRIDMAN」と「電光超人グリッドマン」の違い

「SSSS.GRIDMAN」六花達の瞳の色の解説と考察と仮説

「SSSS.GRIDMAN」ボイスドラマの伏線一覧


参考資料

テキストのコピーはできません。