アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関するページです。
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第３０話「ネオゼネバスシティの戦い」レビュー
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
アニメ「ゾイドワイルド ZERO」の第３０話「ネオゼネバスシティの戦い」。
オメガレックスとジェノスピノの再戦
帝国・共和国の共闘
キルサイスの初登場
などなどただでさえ見所たっぷりでしたが、
個人的には
グラビティキャノンの砲弾の演出が最高に大満足な第３０話でした。
プラネタルサイト砲弾が
着弾と同時に伸縮する様子が
初代アニメである無印ゾイドと同じ演出でしたね。
無印ゾイドネタが多いゾイドワイルドゼロですが、
特に今回は戦術のオマージュが多い回でした。
あらすじ
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ゾイド因子によって若返ったランドとオメガレックスが帝国首都を急襲する。合同軍の戦士たちは団結して時間を稼ぎ、ペンダントの力を無効化するデフレクターをソニックバードが運び、ライジングライガーは伝説の兵器グラビティーキャノンの狙いを定める。レオたちは今度こそ暗黒の破壊要塞を攻略できるだろうか？
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
シーンの振り返り
Ａパート
決戦前夜
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
オメガレックスは帝国首都を目指し
夜間の海を渡ります。
海を渡っていくのはジェノスピノや、
無印ゾイドのデススティンガーと同じですね。
ただ、オメガレックスに
ジェノスピノやデススティンガーのような
海を泳げる設定があったか微妙ですが。
決戦の朝
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
久しぶりにシェル軍曹と
ノックス大尉が登場ですね。
登場頻度と体格から
キャラが被り気味な二人。
シェル軍曹がリュック体調の部下的なポジションで、
ノックス大尉はバーンの元上官ですね。
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
海を渡ってくると思われるオメガレックスに、
両国とも臨戦体勢。
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
レオ達も帝国首都に到着します。
荷電粒子砲一発目(地下から登場)
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
まさかの荷電粒子砲で地下を進んできたオメガレックス。
デススティンガーは荷電粒子砲を最短で打つため山を撃ち抜きました。
自分の通り道を荷電粒子砲で無理やり作る演出が踏襲されています。
あと、個人的に、
オメガレックスのこのアングルは
バーサークフューラーを思い出させますね。
収束シールドがバーサークフューラーのバスタークローのように見えます。
荷電粒子砲二発目(奇襲)
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
そして二発目の荷電粒子砲。
港で待ち伏せていた両軍のゾイドを一気に消し去ります。
アイキャッチ
アイキャッチはオメガレックスとライジングライガー。
Ｂパート
荷電粒子砲三発目(移民船攻撃)
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
続いて移民船に穴を開けるオメガレックス。
そこからシーガル達が侵入します。
メルビル、久しぶりの青いスナイプテラ搭乗。
荷電粒子砲四発目(威嚇射撃)
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ライジングライガーはグラビティキャノンを打つために別行動。
ビーストライガー改とガトリングフォックスがオメガレックスのもとへ向かいます。
しかしオメガレックスの荷電粒子砲によりなかなか近づけません。
尻尾をくねらせながら、
荷電粒子砲を構えるオメガレックス。
肉食恐竜の不気味さと
兵器の怖さが
合わさった見事な演出。
生物と機械の融合のゾイドならではの迫力の出し方だなあと思います。
キルサイス初登場
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
一方その頃、
移民船に侵入したシーガル達。
フィオナに無条件降伏を提案します。
そして新型ゾイドキルサイスも初登場ですね。
建物の中に侵入する演出は、
従来よりもスケールが小さいゾイドワイルドシリーズならではの演出でいいですね。
そして、
第３０話はフィオナの側近であるジーンのセリフも比較的多いですね。
ジーン・エレシーヌ・リネ。
無印ゾイドのヒロインであるフィーネと中の人が同じです。
名前も似ていて、
こうみると顔も少し似ていて、
本当にフィーネの子孫なのかなと思ってしまいますね。
荷電粒子砲五発目(オメガレックスVSジェノスピノ)
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
そしてオメガレックスとジェノスピノの再戦。
しかし今回はライダーはランド博士。
荷電粒子砲を打つことも躊躇せず万全の状態ですね。
劣勢のジェノスピノ。
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
バーン達の手助けにより、
なんとか荷電粒子砲の直撃は免れます。
しかし、ジェノスピノ大破で今回は明確な敗北といったところでしょうか。
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
一方その頃、
ライジングライガーはグラビティキャノンを装備。
クワガノスにアイセルが乗るのは初めてですね。
グラビティキャノンを空輸するアイセル。
取り付け作業を手伝うバズ。
サリーもデフレクターを不眠不休で完成させました。
戦闘をしないキャラクターも
きちんと描かれているのは個人的にいいなあと思います。
グラビティキャノン一発目(プラネタルサイト砲弾初登場)
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ギレルを助けたものの、
今度はバーンとディアスがピンチです。
そこへ
リュック隊長のキャノンブル
シェル軍曹のバズートル
ノックス大尉のスティレイザー
が駆けつけます。
元は仲間で今は追う身・追われる身である
バーンとノックスの共闘が個人的には胸アツです。
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
しかしながらオメガレックスにはやはり苦戦しピンチの
リュック・シェル・ノックス・バーン・ディアス。
荷電粒子砲の構えにピンチの一同。
そこへレオがグラビティキャノンを発射します。
本来の作戦では、
ソニックバードが到着後にグラビティキャノンを打つはずでした。
しかしレオは仲間を救うため、
貴重なグラビティキャノンの一発をソニックバード到着前に使用します。
レオが主人公してますね。
ちなみに、
無印ゾイドの設定を引き継ぐと、
グラビティキャノンの弾は
プラネタルサイト砲弾といって
非常に貴重な金属を使用しています。
そのため二発しかないのでしょうね。
グラビティキャノン二発目(デルタフォーメーション再現)
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
そしてソニックバートとジェイクが到着。
デフレクターを打ち込みます。
このくだりはめちゃくちゃ無印ゾイドをオマージュしてますね。
まずはソニックバードがオメガレックスの荷電粒子供給ファンを狙う点。
無印ゾイドのデスザウラーの荷電粒子供給ファンを止めたストームソーダーを思い出させます。
そして、
デフレクターの周囲にある矢のような攻撃。
３つの矢が三角形を作っています。
これは
無印ゾイドでデススティンガーを閉じ込めたEシールドによるデルタフォーメーションのオマージュですね。
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
荷電粒子砲が使えないため、
直接ライジングライガーを攻撃すべく海を渡ろうとするオメガレックス。
そこへ
最後の一発であり外せないグラビティキャノンを打ち込みます。
こうしてオメガレックスは海中へ。
Ｃパート
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
解説は今回大活躍のグラビティキャノン。
レオのナレーションによる
「グラビティキャノンほどの武器が必要だったなんて、
惑星Ziでも、大きな戦いがあったんだろうな」
というのが無印ゾイドとのつながりを期待させますよね。
そうです。あったんです。大きな戦いが。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
第３０話だけではオメガレックスが倒せたかどうか怪しいなあと思いつつ、
とりあえずサリーが一旦ほっとしたようなのでよかったですね。
ただ、この時点では、
サリーやレオ達はオメガレックスに乗っているのがランド博士で、
しかもランド博士が若返っているということを知らないんですよね。
このへんの真実がわかるとまた驚きでしょうね。
その他の記事
参考資料
