アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関するページです。
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第２８話「激突！二大破壊竜！！」レビュー
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
アニメ「ゾイドワイルド ZERO」の第２８話「激突！二大破壊竜！！」。
サブタイトルから期待された
オメガレックスVSジェノスピノは次回に持ち越す前置き回でしたね。
視聴者が期待していた見所を次回に引き延ばす、
ゾイドシリーズではわりと珍しい回だったかなと。
ゾイドワイルドゼロはわりと出し惜しみが少なくテンポがいい構成になっているので。
ただ、サリーとボーマン博士の会話など
これまでの物語が整理できてすっきりした回だったなあとも思います。
また、ワイルドライガー(ディアス仕様)の出番もあって個人的には嬉しい回でした。
あらすじ
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
反乱軍は、前皇帝の血を引くメルビルを皇帝とする「真帝国」の樹立を宣言した。ペンダントの悪用を知ったボーマンはサリーの元に駆けつけ、ランドの過去、そしてオメガレックスを倒す方法を示す。真帝国に対抗する為の準備が進み、ジェノスピノのライダーが決定される中、完全体となったオメガレックスが襲来する。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
シーンの振り返り
Ａパート
サリーとボーマン博士の再会
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
冒頭は前回のおさらい。
真帝国を宣言するシーガル。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
そしてバーンを介して
ついにサリーとボーマン博士の再会。
ペンダントを奪われたサリーを責めないボーマン博士。
優しいですね。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
そしてレオの金属化した腕を見るボーマン博士。
ボーマン博士いわく、
レオの腕は「きれいな融合」だとのこと。
ランド博士のほうは腕が暴走していましたし、
ゾイド因子による体の金属化は、
状況によって症状が異なるようですね。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
こうして「サリーをおじいさんのところへ運び届ける」というレオ達の１つの目標は達成されたわけですね。
状況的にはレオ達がここで身を引くことはないですが、
バズが自分達は運び屋であって傭兵ではないと
レオに言うのが客観的に見れていていいなあと。
復元が進むオメガレックスとジェノスピノ
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
帝国のゾイドであるジェノスピノ。
帝国への抑止力のためライダーは共和国軍人にしたいハント大佐。
ライダーにはディアス中佐が選ばれますが、
本人は不服な様子。
ギレル少佐のことを考えるディアス中佐、いい人ですね。
あと、
ジェノスピノのライダーに選ばれるとは、
ディアス中佐かなり軍での評価高いんですね。
アニメの戦闘シーンではあまり活躍少ないですが。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
一方でシーガル側。
荷電粒子砲を打ちたいアルドリッジと、
その危険性を感じているメルビル。
兵器やテクノロジーに対する考えが二人を通して表されていますね。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
一方、メルビルの過去を知ったフィオナ。
メルビルは側室の子供で、
まあこうして聞くとよくある話ではありますよね。
メルビルの不運なところは
正室の子供であるフィオナがメルビルのあとに生まれてしまったという点なわけで。
ってというか二人の父親がちょっと計画性なさすぎな気もしますが。
王族って、そういうものなのでしょうか。
いずれにせよ、
そこまで歳は離れていなさそうですが、
メルビルのほうがフィオナより若干年上になるということですね。
メルビルはフィオナにとって腹違いの姉ということになります。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
一方、アイセルが手配した研究所でオメガレックスへの対抗手段を準備するボーマン博士。
その中でサリーへ過去を語ります。
知らなかったゆえに、
父親との急な再開はサリーにとって驚きで、
そのあたりを配慮した言葉かけをするボーマン博士はさすがです。
ボーマン博士の話から考えると、
不完全なゾイド因子で金属化したランド博士は、
体が暴走するだけでなく精神面にも影響を受けている可能性がありそうですね。
このあたりは初代アニメのプロイツェンと通ずるものがありますね。
アイキャッチ
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
アイキャッチはジェノスピノとソニックバード
Ｂパート
ジェノスピノのコアの暴走
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
前回石化していたジェノスピノですが、
元の装甲に戻っていて復元は進んでいそうですね。
しかし暴走するゾイドコア。
ボーマン博士の助言でことなきをえますが、
負傷するディアス中佐。
ジェノスピノのライダーがディアスからギレルへ
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
負傷したディアス中佐に代わり、
ジェノスピノのライダーにギレル少佐が。
ハント大佐は不満そうですね。
一方で状況を踏まえてスマートに対応するギャレット少将は大人ですね。
ディアス中佐よりも合理的で、
ハント大佐よりも人道的な印象のギャレット少将。
どこか初代アニメのルイーズ大統領を思い出します。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
急なことではありましたが、
ディアス中佐、なんか怪しいですね。
再びオメガレックスに乗るメルビル
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
荷電粒子砲の危険性を知りながら、
それでも再びオメガレックスの乗ることを希望するメルビル。
決意の現れのようなものがみえますね。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
気が進まなそうなシーガルに対し、
何か企んでいそうなランド博士が気になります。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
細かいところですが、
コックピット内のこのアングルが、
ゾイドバトルストーリーのアンナ・ターレスに似てるなあと。
骨折は嘘だったディアス中佐
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
そしてオメガレックス戦が始まります。
ジェノスピノのコアの暴走は本当だったのでしょうが、
骨折はジェノスピノをギレルに譲るためのディアスの演技だったのですね。
うまいことトラブルに乗じて自分の筋を通したディアス中佐。
オメガレックス戦開始
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
そしてオメガレックス戦が開始します。
対抗策の開発を急ぐボーマン博士とサリー。
今まで戦闘中はサリーは見ているだけでしたが、
今回は役割がしっかりあっていいですね。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
荷電粒子砲を打たないようにオメガレックスを制御するメルビル。
相手への注意喚起も行います。
オメガレックスの力に恐怖していたメルビルですが、
今回はより主体的な姿勢ですね。
メルビルの配慮に、
サリーやレオも何かしら気づいている様子。
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ジェイクとレオ、同年代コンビ。
なんか好きなシーンです。
荷電粒子供給ファンを狙います。
しかしシールドにより簡単には破壊できない様子。
初代アニメでは、
デスザウラーの荷電粒子供給ファンは
荷電粒子コンバーターに進化することで弱点を克服していました。
オメガレックスの場合はファンのままで、
シールドをはることで対応していますね。
ジェノスピノ登場
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
そして復元が完了したジェノスピノの登場です。
Ｃパート
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
解説はワイルドライガー(ディアス仕様)。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
大型ゾイドをライガーのブレードが貫くのはゾイドシリーズお馴染みのシーンです。
そのため今回、
ライジングライガーのブレードがオメガレックスの荷電粒子供給ファンをまったく傷つけられなかったのはちょっと寂しい気もします。
しかしながら、
従来の大型恐竜ゾイドVS主人公のライガーという展開だけでなく、
オメガレックスVSジェノスピノ
という夢のような共演を見せてくれるのは嬉しいかぎりです。
旧来のシリーズを踏襲しつつ、
決して今までのシリーズの焼き増しではない新しさもあるゾイドワイルドゼロ。
その他の記事
参考資料
