アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関するページです。
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第49話「ネオヘリック最期の日!」レビュー
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
アニメ「ゾイドワイルドZERO」の第49話「ネオヘリック最期の日!」。
共和国のクレストウッド大統領の英断がカッコイイ回です。
ゾイド同士の戦闘シーンはほぼない、次回につながる前置き的な回ではありますが、
レオと父親の会話をはじめ最終回に向けてしんみりと感動を誘う、濃い内容である第49話。
あらすじ
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
イレクトラに襲われ、危険な状態に陥ったレオを救おうとサリーたちが奔走する。その鍵を握るのはライジングライガーが持つゾイド因子で……? その頃、事態はより深刻さを増していた。二大破壊龍をも下したゼログライジスを止める術などありはせず、共和国大統領クレストウッドは悲壮な決断を下す。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
実際のシーンの解説
オープニング
Aパート
金属化したレオと退散する一同
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
バーンがジャミンガを退けながら、
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
一同はレオを連れて退散します。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
メルビルの力も重宝します。
打倒ゼログライジス(マグマ作戦)
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ゼログライジスをマグマに落とすことに成功しますが、
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
やはり無事な様子。
マグマが効かないというよりは、マグマを金属化させる間くらいは持ち堪えることができるゼログライジスの装甲。
中のランド博士も金属化しているからかタフですね。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
前回の、キューブの活動を停止させる冷却弾が効いたのか、回復に時間を要しているイレクトラ。
レオの治療と大統領の英断
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ライガーのゾイド因子により、レオの良質なゾイド因子の活性化を試みるボーマン博士。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
一方、共和国のクレストウッド大統領は首都であり移民船であるネオヘリックシティを自爆させる計画を立てます。
この英断、第49話で一番カッコイイシーンだなあと思います。
ゼログライジスを倒すために大型の移民戦の爆発を決断する大統領。
大統領も第一世代であり、呼吸器が必要な世代です。
移民船が破壊されれば自身も不自由な生活を余儀なくされますし、移民船は自身の思い出深い故郷でもあります。
保身ではなく、次の世代のことを考えることができるクレストウッド大統領はカッコイイです。
ギャレット少将もそうですが、
第49話はおじさんがカッコイイ回です。
アイキャッチ
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
アイキャッチの前半はライジングライガーで、
後半は初めて本編にタイトルロゴが直接入るスタイルです。
Bパート
レオとバズの出会い
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
レオを心配するバズ。
バーンに語る形で、レオとバズが知り合った経緯も語られます。
打倒ゼログライジス(移民船自爆作戦)
そしてネオヘリックシティの最後。
夢の中のジョシュア・コンラッド
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
夢の中でレオに語りかける父、ジョシュア。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
仲間の呼び声に、レオの背中を押すジョシュア。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
個人的に、第49話で一番感動したシーンはこのジョシュアの表情です。
その後のシーンで、金属化したジョシュアはボルコフの目の前で粉々になり、ゾイド因子の光として消えていきます。
これを踏まえると、
息子を見守る穏やかさや微笑ましさと同時に、息子に別れを告げる切なさがジョシュアの表情から垣間見える気がします。
サリーの涙とレオの復活
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ペンダントの光を浴びたレオとライガーとサリーは同じ良質なゾイド因子を共有します。
サリーの涙がレオのゾイド因子を活性化させる最後の一押しとなり、
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
レオが復活します。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
はじめはゾイド因子のくだりを説明していたボーマン博士が、一同の「奇跡」という言葉に言い換えるくのはいいですね。
ここの説明が省かれると、物語としては主人公のご都合主義な奇跡になってしまうので、
理屈に裏付けられた上で一同が奇跡を感じる展開が、ちょうどよくていい演出だなあと思います。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
見守っているライガーもいいですね。
相棒である感じが伝わります。
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
レオの復活と同時に、消えてしまうジョシュア。
ボルコフの表情もあって、非常に切ないシーンです。
エンディング
Cパート
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ガトリングフォックスは光学迷彩で姿は消せるが、足跡は残る。
同じように、俺とお前が選んだこれまでの歩みが、消えたりはしねえ。
そうだろ、相棒!
行くぞフォックス!
これからどんな未来へ進むのか、決めるのは俺達だ!ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
解説は武装強化れたガトリングフォックス。
「足跡」にかけた表現がいいですね。
最終回にむけてか、ここ数回はナレーションの言い回しもカッコイイです。
おわりに(感想)
ゾイドワイルドZERO 第49話「ネオヘリック最期の日!」(あにてれ)より引用
ネオヘリックの自爆でも復活したゼログライジス。
いよいよ最終決戦。
ゾイドワイルドZEROが終わるんだなあという感慨というかゾイドロスも感じる今日この頃です。
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