アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関するページです。
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第２０話「リジェネレーションキューブの村」レビュー
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
アニメ「ゾイドワイルド ZERO」の第２０話「リジェネレーションキューブの村」。
荷電粒子砲を持つオメガレックスの伏線や、ボーマン博士の手がかりを得ていくサリーなど、戦闘シーンよりはストーリーの進行が見所だった第２０話。
ただ、
初登場ではモブキャラのようにも見えたメルビル少尉の前回に引き続いた登場、
初見では器の小さいキャラに見えたアルドリッジの再登場など、
周囲のキャラクターが盛り上がってきましたね。そこがまたおもしろいなあと思える第２０話でした。
あらすじ
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
リジェネレーションキューブが放つ光の噂を聞き、とある村へやってきたレオたち。そこはかつてボーマンが滞在し、既に端末を再起動させた後の土地だった。だが村を接収する為、帝国軍のキャノンブル部隊が襲いかかる。ボーマンを慕う村人を守るべく、レオとライジングライガーが立ち向かうが、多勢に無勢で……。
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
シーンの振り返り
Ａパート
端末を再起動させるボーマン博士
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
リジェネレーションキューブ端末を再起動させるボーマン博士。
その合間には科学者として村の困った人たちに貢献している様子。
村の電気系統の修理をしてくれています。
そのため村人からも慕われています。
燃料探しをするレオ達
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ジャミンガを倒しながら、化石燃料を探すレオ達。
無事に燃料を見つけ、車や船をまたしばらく動かすことができます。
ランド博士の企み
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
研究の疲れからかうたた寝をするランド博士。
自分の腕が暴走する夢を見ます。
前回のサリーの回想や端末を再起動させようとしたランド博士の様子から、
ランド博士の腕がゾイド因子と何らかの関係を持っているのは明らかですね。
ただ、レオのように見た目が金属化していないのがどういう意図なのか気になりますね。
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
そしてメルビル少尉に研究内容を話すランド博士。
メルビル少尉がかなり信頼されているのがわかります。
ちなみに、
ゾイドワイルドゼロの世界ではデスレックスの復元が何例か成功している様子ですね。
実践投入できるほど研究がまだできていないのか、それともたまたまレオ達とまだ交戦していないのか。
いずれにせよ、あまりインフレしない状態でデスレックスをゼロの世界でも見てみたいものです。
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
そしてオメガレックスと思われる化石。
背中の荷電粒子供給ファンの部分ですね。
荷電粒子砲とは、空気中の電子を取り込みエネルギーに変換する、ゾイドの世界における強力な兵器です。
アイキャッチ
アイキャッチはライジングライガーとクワガノスです。
アイキャッチ・本編ともに出番があるクワガノス。
Ｂパート
村に着くレオ達
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
オメガレックスを完全にするには、リジェネレーションキューブの端末が持つ膨大なエネルギーを利用することが必要です。
そのため端末がある村を基地にしようとする帝国軍。
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
そして、端末の光らしい情報を手がかりに、村に来たレオ達。
個人的は、
村人のレニーがバズの車をボーマン博士の車と勘違いする演出がいいですね。
この勘違いをきっかけに、レオ達は村人からボーマン博士のことを聞くに至ります。
バズとボーマン博士の車のデザインが一緒なのは、正直アニメ作成における使い回しな面もあるでしょう。
しかしその「同じデザインの車」ということをきちんと演出に結びつけて、「手抜き」ではなく「必然性」に消化しているのはいい構成だなあと。
帝国軍の進撃
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
そして、強引に村を支配する帝国軍。
共和国軍として意見をするアイセルですが、聞く耳を持たない帝国軍のモブキャラ達。
ちなみに
恐竜型ゾイドが立っているところを背後から撮るシーンは、旧作のジェノザウラーやジェノブレイカーのアングルに通ずるものがあって好きです。
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ライジングライーガも戦いますが、多勢に無勢で今回はピンチ。
このへんは主人公補正はなく、劣勢な様子。
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
そこへあらかじめアイセルが呼んだ共和国軍が到着。
クワガノスのワイルドブラスト。
空を飛べることがどれだけ戦争で有利かがわかるシーンですね。
ボーマン博士のビデオレター
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ボーマン博士が残していた部屋のパソコンに、ビデオレターが。
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ビデオとはいえ久しぶりに聞けた祖父の声に涙するサリー。
生まれ育った星をあとにして地球に来て、それ以来家族と離れ離れのサリー。
涙もでますよね。
まさかのアルドリッジ再登場
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
そしてダグラス・アルドリッジが再登場。
刑務所に入るのに、この余裕な感じがいいですね。
輸送されながら、向かっている場所に刑務所なんてあったか疑問に思うアルドリッジ。
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
そしてそこには、ランド博士とファングタイガー。
釈放の条件に、サリーのペンダントを奪う任務を提示します。
Ｃパート
解説はクワガノス。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
前作で活躍したファングタイガーの登場が見せ場を全部持っていったような感じがある第２０話。
ミリタリー仕様のファングタイガーがどんな戦闘を見せるのか楽しみですね。
再登場したアルドリッジですが、今回もランド博士に利用されている感はありますね。
何かと小物な役回りが多いアルドリッジ。
けれど以前はディアス中佐のトリケレドゴス改にスティレイザーで勝利しています。
ライダーとしての腕もいいし、少佐という地位も若くして持っていたアルドリッジは本当はスペックが高い人物なのではと思います。
捨て駒にされがちですが、それは上司の指示に従う素直さの表れでもあるのかと。
そう考えると、アルドリッジがもっとかっこよく活躍するシーンを期待する今日この頃です。
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参考資料
