アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関するページです。
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第25話「荷電粒子砲の脅威!」レビュー
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
アニメ「ゾイドワイルド ZERO」の第25話「荷電粒子砲の脅威!」。
オメガレックスの荷電粒子砲は文句なしの迫力とかっこよさでしたね。
しかしながら個人的には、
新オープニングが映像とあいまってめちゃくちゃかっこよく、
むしろオープニングに興奮した回でした。
それぞれの登場人物がかっこよく、
新しいゾイドのシルエットもあり伏線も豊富な新オープニング。
また、
ここにきてオープニングでのメルビルのヒロイン感がすごいですね。
あらすじ
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ついに起動したオメガレックス。その全身を覆うオレンジ色の光は、レオたちがこれまで何度も目にしてきたペンダントの光と同じものだった。その意味を知る由もない共和国と帝国の合同軍はワイルドブラストによる総攻撃を仕掛けるが、オメガレックスが放つ荷電粒子砲の閃光は、戦場の一切合切を呑み込んでいく。
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
シーンの振り返り
オープニング
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
4月という新年度にもあって
オープニングは曲も映像も新しく。
シーガルの陰謀に伴い、
帝国と共和国が共闘する機会も多い本編。
オープニングもそのような演出ですね。
初代アニメの、
帝国・共和国合同の特殊部隊、ガーディアンフォースを思い出します。
Aパート
ワイルドライガー(ディアス仕様)登場
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
レオ達が脱出するまで、
総攻撃は行わない人道的な帝国・共和国。
本編としてはスポットは当たっていませんが、
視聴者としては
ディアス仕様のワイルドライガーがかっこよすぎますね。
前回から注目でしたが、
やはりディアスの機体でした。
トリケラドゴス改もそうでしたが、
ほんとディアス中佐はかっこいい改造機体担当ですよね。
レオ達の脱出
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
バーンの助けのもと、
バズ&アイセルの船で無事に脱出するレオとサリー。
オメガレックスのEシールド(?)
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
レオ達の脱出を確認した上で、
帝国・共和国攻撃開始。
大迫力のワイルドブラスト祭り。
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
しかしペンダントの力でシールドを作るオメガレックス。
原理は違いますが、
旧作のEシールドを思い出しますね。
エネルギーを周囲に発生させ盾にするゾイドシリーズではおなじみの装備であるEシールド。
ゾイドワイルドゼロでエネルギーをシールドにする演出は今回が初ですね。
ちなみにオメガレックスは腕だけでなく、ミサイルなどの武装もまだないですね。
やはり不完全体である様子。
オメガレックスの荷電粒子砲
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ランド博士の判断で
マシンブラストをするオメガレックス。
メルビルは本意ではない様子。
オメガレックスの凄まじい負担に苦悶の表情です。
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
フットロックや荷電粒子供給ファンは、ゾイドシリーズでおなじみですね。
細かいところですが、
オメガレックスの荷電粒子供給方法は「荷電粒子供給ファン」ですね。
さらにテクノロジーが進化した「荷電粒子コンバーター」ではない様子。
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
そしてついに荷電粒子砲発射。
不完全体のため1発しか打てませんでしたが、それでも相当の威力です。
アイキャッチ
アイキャッチはライジングライガーとスナイプテラ。
Bパート
夜が明けて
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
共闘に伴い共和国軍人に肩を貸すリュック。
リュックの好感度が最近上がってます。
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
あと、この主要メンバーのゾイドが並んでいるのもかっこいいです。
お尋ね者のため、
バーンのガトリングフォックスがいないのが寂しいですが。
研究跡地を調べるレオ達
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
研究跡地を調べるレオ達ですが、サリーが倒れてしまいます。
一晩中拘束されていましたし、
実の父がオメガレックスを作っていたことを知ったサリー。
体力以上に精神的な負担も大きそうです。
戸惑いを隠せないメルビル
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
体制を整えるランド博士達。
シーガルに肩入れする戦力もまだまだある様子。
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
そしてオメガレックスの力に恐怖を覚えるメルビル。
荷電粒子砲の照準を微妙にずらしたそうで、ランド博士と異なりメルビルには人道的な葛藤もあるようですね。
そしてメルビルの口から「お父様」という言葉が、本編で初めて登場です。
目を覚ますサリーと優しいレオ
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
目を覚ましたサリーに、優しい言葉をかけるレオ。
金属のレオの手とサリーの手が重なる演出がいいですね。
すごくいいシーンです。
ただ個人的には、
タオルは前髪の上ではなく額に置いてあげたほうがいいのではと思ったり思わなかったり。
エンディング
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
エンディングも新しいものに。
映像はオープニングと比べるとコスト抑え気味ですが、いい歌ですね。
Cパート
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
解説はサリーの語りでオメガレックス。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
後半のサリーの回想というか解説も含め、
一発の荷電粒子砲に尺を大きくとった第25話。
個人的には、
一発の荷電粒子砲を丁寧に描写した今回の演出は好きです。
旧来のゾイドシリーズだと荷電粒子砲は度々登場し、半ばインフレが起きている印象も否めません。
今までのゾイドは惑星Ziが舞台ですが、
今回のゾイドワイルドシリーズは地球が舞台。
良くも悪くも今までのゾイドの引き継ぎがありません。
世界観が一新したことで、
これまでのゾイドシリーズが培ってきた兵器や演出を、
再び新鮮味を持って丁寧に演出できるのはゾイドワイルドシリーズの強みだと思います。
ただ気になるのが、
オメガレックスが荷電粒子砲を打つのにフットロックを使っていた点です。
荷電粒子砲を打つ際に脚部を固定するのは、
旧作のジェノザウラーなどをはじめ珍しくありません。
むしろ旧来のファンには嬉しい演出。
しかしデスザウラーをはじめ、
ボス級のゾイドは荷電粒子砲を固定なしで連射できたんですよね。
このへんのオメガレックスの立ち位置が若干ながら気になった第25話。
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