アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
ワイルドライガー改(ディアス仕様)とは?
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
アニメ「ゾイドワイルドZERO」に登場するゾイドである、
ワイルドライガー(ディアス仕様)。
ワイルドライガー(ディアス仕様)とは、
共和国軍のディアス中佐が乗るワイルドライガーの改造機です。
前作「ゾイドワイルド」の主人公機であるワイルドライガーが、かっこいいミリタリー武装で登場し、興奮したファンも多い機体ですね。
先に登場したアルドリッジ仕様のファングタイガーも含め、
旧シリーズにおける
ロブ・ハーマンのシールドライガーや、
セイバータイガー(シュバルツ仕様)
を思い出させますね。
解説
機体解説
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突! 二大破壊竜!!」(あにてれ)より引用
概要としては
ワイルドライガーにキャノンブルの9連キャノン砲を武装したのがディアス仕様のワイルドライガーです。
さらに側面にはA-Z対空速射砲、
後ろ足にミサイルポッドが装備されています。
またカラーリングは灰色に近い発色を抑えた色合いに。
タテガミクローなど白兵戦の装備しかないワイルドライガーに、重火器を加えた軍隊仕様ですね。
機動力もそこそこに、火力を強化した様々な任務に対応できそうな機体ですね。
一方で、
タテガミクローを9連キャノン砲に換装したことで、
ワイルドライガーやビーストライガーよりも機動力や白兵戦の能力は低下したことが予想されます。
またキャノン砲を装備しているとはいえ、
もともと重装備・重武装を想定したキャノンブルよりもタフなのかといえば疑問も残ります。
このように、
やや器用貧乏になってしまった印象があるディアス仕様のワイルドライガー。
機体性能を活かした改造という点では、
アルドリッジ仕様のファングタイガーのほうが完成度が高い気がします。
ちなみに、
キャノンブルのキャノン砲を装備していることで、
見た目としてはコックピットが2つあるかたちになっています。
特に二人乗りを想定しているわけではないのでしょうが。
パイロット(ライダー)
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ライダーは共和国軍のディアス中佐。
ジェノスピノにやられたトリケラドゴス改に代わり、彼の機体として活躍するワイルドライガー。
A-Z対空速射砲を装備し、空からの敵も想定している点が、トリケラドゴス改の仕様を受け継いでいますね。
ワイルドブラスト
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ワイルドブラストは9連キャノン砲を展開し、
攻撃手段としてはほぼキャノンブルと同様です。
ただし共和国軍の機体ということで、
エヴォブラスト(進化解放)でキャノン砲を打つという珍しい演出が特徴でもあります。
機体バリエーション(仕様)
玩具展開と作り方
ビーストライガーとキャノンブルの背部の武装に互換性があることは、発売当初からPRされていました。
ビーストライガーと骨格が共通するワイルドライガーも同様です。
カラーリングを変更し、
キャノンブルのキャノン砲を取り付けます。
ポイントは、ワイルドライガー本体にキャノン砲を取り付けるための付け根のパーツは、ビーストライガーの物を使用します。
さらに武器パーツの対空速射砲とミサイルポッドを用いることで、ディアス仕様をおおむね再現できます。
主な活躍シーン
初登場シーン
ゾイドワイルド ZERO 第24話「全身兵器!オメガレックス起動!」(あにてれ)より引用
ディアス仕様の初登場は第24話になります。
打倒オメガレックスに向けて、一堂に会する共和国軍と帝国軍。
その団体の中に1機登場するワイルドライガー。
この時点では誰の機体か明確な描写はありませんが、ファンとしては見逃せないシーンであったことは確かです。
オメガレックス夜間襲撃戦
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
そして25話が明確な活躍回です。
新オープニングに伴いディアス中佐とのカットも入ります。
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威!」(あにてれ)より引用
ワイルドブラストでオメガレックスと基地を攻撃します。
オメガレックス戦(真帝国VS帝国・共和国合同軍)
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突! 二大破壊竜!!」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突! 二大破壊竜!!」(あにてれ)より引用
完全体となり攻め入るオメガレックス。
前回の夜間戦と異なり、
機動力を活かして砲撃するワイルドライガー。
ネオゼネバスシティ戦
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」(あにてれ)より引用
ネオゼネバスシティでの戦いでは、ライジングライガーがグラビティキャノンを打つためにオメガレックスを引きつけます。
ハンターウルフ改との戦闘
お互い耐Bスーツを着用せずの戦闘。
洗脳されライジングライガーと戦闘
第39話では敵に操られてしまうワイルドライガー改。
しかし今までで一番動くシーンを見ることができるのも第39話。
ゼログライジス戦
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突! 二大破壊竜!!」(あにてれ)より引用
前作である「ゾイドワイルド」では、
「幻のライオン種」とされていたワイルドライガー。
しかしゾイドワイルドゼロでは、
ワイルドライガーをそこまで珍重している描写はなく、
ディアス仕様に関してもわりとさらっとした登場です。
ゾイドワイルドゼロはゾイドワイルドよりはるか過去の物語と設定されています。
ゾイドワイルドゼロの時代では、
ワイルドライガーは多くはないものの複数存在していたのかもしれません。
その他の記事