アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関するページです。
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第26話「消えたオメガレックス」レビュー
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
アニメ「ゾイドワイルド ZERO」の第26話「消えたオメガレックス」。
ソニックバードの初登場回でありメイン回ですね。
ただ、他のボリュームもありすぎて、
ややソニックバード&ジェイクの影は薄かったですね。
- 好感度が上がるリュック
- アルドリッジ&ファングタイガーの再登場
- スピーゲル&ドライパンサー再登場
- かっこいい量産型スナイプテラ
- 再びスポットライトが当たるジェノスピノ
- 若返るランド博士
などなど見所があって贅沢な回でした。
あと個人的に、
夜中を舞台にオメガレックスのシールドや重火器の赤い光が多かった前回の第25話に対し、
ソニックバードが飛ぶ明るい青い空を基調とした第26話。
この2話間の色のコントラストも綺麗な演出だなあと思います。
あらすじ
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ひとまず一時休戦したレオとリュックは協力してアルドリッジを追撃し、ハント大佐はオメガレックスへの対抗策にと灼熱の破壊竜の再起動を提言する。だが反乱軍の準備と対応は用意周到であり、合同軍は激しい妨害を受ける。一方その頃、共和国軍は蒼い翼を持つ新型ゾイドの性能テストを開始していた。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
シーンの振り返り
Aパート
ランド博士達を探す共和国&帝国
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
荷電粒子の残留エネルギーを手がかりにオメガレックスの行方を探す共和国&帝国。
荷電粒子の残存を手がかりとするのはゾイドシリーズおなじみの展開ですね。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
荷電粒子砲を備えたゾイドは、惑星Ziでも、数種類しか確認されておらず、長い間幻の兵器と思われてきたが
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
調査と並行して会議中。
惑星Ziのくだりがあるのは旧シリーズからのファンには嬉しい演出。
その数種類とは、
ジェノザウラーやジェノブレイカー、デスザウラーやバーサーフューラーなどのことでしょうか。
操作中のリュック&レオ
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
最近のリュック&レオの組み合わせは個人的に好きです。
初代アニメの主人公と同じ声優さんのリュック。
ある意味で新旧の主人公のコラボ。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
アイセルの言葉かけで元気を取り戻してきたサリー。
待機中のバズ&バーン。
アルドリッジ&ファングタイガー再登場
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
アルドリッジを見つけたレオ達ですが、
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
何者かの煙幕で逃亡するアルドリッジとファングタイガー。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
そして再び何者かの攻撃。
ビーストライガーをかばうかたちでキャノンブルが攻撃を受けます。
9連キャノン砲のパーツがきれいに外れてしまったリュックのキャノンブル。
今後武装を換装する伏線なのか、
それとも玩具もこのようにきれいにパーツを外せるので、そのへんのファンサービス的演出なのか気になるところです。
スピーゲル&ドライパンサー再登場
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
アルドリッジを助けたのはランド博士の指示を受けたスピーゲル。
クワガノス戦に続き、
何かとドライブレードがパージされるドライパンサー。
倒れるランド博士
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
金属化した腕がうまく制御できないランド博士。
そのためか、研究の疲れか、ついに倒れてしまいます。
ハント大佐の提案
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
オメガレックスの対抗勢力として、
ジェノスピノ復活を提案するハント大佐。
相変わらずハント大佐は合理的ですね。
その後ソニックバードのカットが入り後半へ続きます。
アイキャッチ
アイキャッチはファングタイガーとドライパンサー。
Bパート
好感度が上がるリュック
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ドライパンサーからレオをかばったリュック。
そして会議では責任は自分にあると発言。
軍人として筋が通っていて、リュックいい奴ですね。
ゾイドワイルド ZERO 第23話「サリー・ランド」(あにてれ)より引用
第23話で、サリーがペンダントの偽物として使おうとした懐中時計。
ちゃんと時計を返す義理堅いリュック。
ほんとリュックの好感度が最近上がりっぱなしですね。
ソニックバードのテスト飛行
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
一方その頃、
別の基地ではソニックバードのテスト飛行。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
そしてシーガル側では、
ランド博士の指示により、
ジェノスピノの破壊命令が。
ソニックバードVSスナイプテラ
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ジェノスピノを復活させるか否かで意見が別れる一同。
多くの人が軍事的な関係から物事を判断する中、
サリーの、ジェノスピノ自身に罪はないとするスタンスはいいですね。
ボーマン博士と同様、ゾイドと人間の共生を目指し、ゾイド自身のことを考えてあげるサリー。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
そこへシーガルの軍が襲撃に来ます。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
今回はソニックバードがメインの戦闘ですが、
クワガノスを足場にジャンプしたり、
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
重装備のバズートルを振り回したりと
ライジングライガーの戦闘も新しい描写があり楽しめます。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
そしてモブ兵士のスナイプテラを圧倒するソニックバード。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
ジェイクは共和国に入隊していたんですね。
レオ達と再会。
初登場時から飛行ゾイドの操縦に才能があったジェイク。
新型ゾイドのパイロットに抜擢されるとは、軍に入ってもその操縦技術は評価されているようですね。
若返るランド博士
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
そして目を覚ますと若返っていたランド博士。
オープニングでランド博士が遅かれ早かれ若返ることは想像できましたが、
ランド博士が意図しないかたちで若返ったのは意外でしたね。
初代アニメで自らデスザウラーになろうとしたプロイツェンのように、
自身の野望のために自らの体を若返らせるような展開かと思っていました。
Cパート
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
解説はジェイクの語りでソニックバード。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」(あにてれ)より引用
非常にボリュームがあって満足感のある第26話。
18話で登場していたジェイク。
キャラの作り込みが1話限りの人物には思えない感じでしたが、やはり再登場しましたね。
ただ欲を言えば、
ジェイクとソニックバードの出会いと演出が端折られすぎている感じも否めません。
やはり民間人のジェイクが入隊早々に新型ゾイドを任されるのは展開として雑な感じもします。
全体の話のペースと、
すでに18話でジェイクに関して尺を使っていたことを考えると、
確かにここでソニックバード&ジェイクの演出に寄り道できない気持ちもわかるのですが。
ゾイドワイルドゼロはストーリー進行のテンポが良くて非常に見やすいのですが、
ドライパンサーやソニックバードなど
新型ゾイドの登場演出がやや駆け足で、ねじ込まれている感じがするのがもったいない気もします。
個人的にはもっと1体1体のゾイドに尺を取っていいよ、視聴者はそれでも楽しめるよ、と思うのですが。
ある意味で贅沢な構成でファンを楽しませてくれるゾイドワイルドゼロ。
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