アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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共和国軍仕様ガノンタス(量産型)がカッコイイ
ゾイドワイルド ZERO 第4話「ゾイド遺跡を死守せよ！」（あにてれ）より引用
共和国軍仕様のガノンタス、かっこいいですよね。
前作「ゾイドワイルド」の登場ゾイドであるガノンタス。
エメラルド色の塗装もそれはそれでよかったのですが、
やっぱり少し暗めの塗装である共和国軍仕様のほうが渋くて好きです。
また、類似したデザインのバズートルもあふれんばかりの重火器で迫力があるのですが、
生物としてのデザインと、
メカとしてのデザインの塩梅は
バズートルよりガノンタスのほうが両立されているなあと思います。
まあ、このへんはゾイドシリーズ全般に共通する
生物の側面をより押し出す共和国のデザイン性と、
メカの側面をより押し出す帝国のデザイン性の違いもあるでしょうが。
ガノンタスは正確にはプロガノケリス種のゾイドですが、要するにカメ型。
旧シリーズではカメ型ゾイドは「カノントータス」などがあり、
地味な役回りですがデザインの完成度で人気のゾイドです。
大きな大砲を持ち、代わりに機動力が皆無という振り切った設定と、
ミリタリー塗装しやすい甲羅の装甲が好きなファンも多いはず。
そんなカメ型ゾイドを中型のモーター駆動でキット化し、大砲の動作を楽しめるようにしたガノンタス。
ゾイドシリーズにおいてガノンタスの貢献度は大きいかと思います。
ZW05「ガノンタス」とは？
機体解説
ゾイドワイルド ZERO 第12話「無敵の咆哮！ジェノスピノ！」（あにてれ）より引用
機動力が低いですが重装甲のガノンタス。
援護射撃を行うことが多い機体です。
前作「ゾイドワイルド」から引き続き登場し、
ゾイドワイルドゼロでは共和国軍のゾイドとして活躍しています。
前作から異なるのは主にカラーリングのみで、基本の仕様は変わりません。
もともと大砲を所有しているので、追加武装がなくても「戦争」を背景にしたゾイドワイルドゼロの世界観にも馴染みやすいですね。
パイロット(ライダー)
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
ライダーは共和国の一般兵ですね。
ワイルドブラスト
ゾイドワイルド ZERO 第15話「破壊竜ジェノスピノを追撃せよ！」（あにてれ）より引用
明確なワイルドブラスト瞬間のシーんは少ないですが、
ワイルドブラスト状態の大砲を展開した状態は度々見られます。
むしろ大砲を出した状態のカットのほうが多いかもしれません。
機体バリエーション(仕様)
ゾイドワイルド ZERO 第14話「超進化！ライジングライガー！！」（あにてれ）より引用
バズートルと異なり、
基本は周辺武器がすっきりとしているガノンタス。
戦況に応じて武装を追加できるのも魅力かと。
ジェノスピノ戦では射程が長距離と思われる武装をしています。
玩具展開・作り方
キットでは前作のカラーリングのみ発売されているので、自分で塗装することになります。
共和国のゾイドはZ-Oバイザーがないので、再現しやすいですね。
主な活躍・登場シーン
初登場
ゾイドワイルド ZERO 第4話「ゾイド遺跡を死守せよ！」（あにてれ）より引用
第４話にて、
共和国軍の登場に伴いガノンタスも登場。
援護射撃で活躍するガノンタス
ゾイドワイルド ZERO 第12話「無敵の咆哮！ジェノスピノ！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威！」（あにてれ）より引用
その後、
ジェノスピノ戦やオメガレックス戦など、
「みんなで一斉射撃する」場面の増加に伴いガノンタスもたびたび登場します。
海を泳ぐガノンタス
ゾイドワイルド ZERO 第24話「全身兵器！オメガレックス起動！」（あにてれ）より引用
機動力は遅いガノンタスは定位置での援護射撃の任務が多いです。
しかし第２４話では泳げるという特性を活かして敵地へ潜入も試みます。
紺色の装甲が夜の海にマッチしていていいシーンです。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第24話「全身兵器！オメガレックス起動！」（あにてれ）より引用
カラーリングなどのデザイン面では、
前作よりもゼロの共和国仕様のガノンタスが好きです。
しかし、
ゾイドワイルドゼロのガノンタスは良くも悪くもカメ型ゾイドらしいポジションに落ち着いたなあと思います。
演出の妙で言えば、前作のガノンタスのほうが面白味はあったかなあと思います。
ゾイドシリーズ全般に言えることですが、
主人公や主要メンバーの機体として活躍するのは、
高速ゾイドあるいは機動力がそこそこあるゾイドが多いです。
スピード感のある戦闘は映えますし、
主人公達が「旅をしている」という移動の側面もあるからです。
そんな中、
あえて機動力が遅いガノンタスを、
主要メンバーのゾイドにあてがった前作「ゾイドワイルド」の試みはチャレンジ精神があってよかったなあと思います。
その他の記事
参考資料
