アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
話がわかるディアス中佐
ゾイドワイルド ZERO 第4話「ゾイド遺跡を死守せよ！」（あにてれ）より引用
アニメ「ゾイドワイルドZERO」の登場人物、クライブ・ディアス。
ディアス中佐、ほんと人格者ですよね。
レオ達の物語はディアスの助力があって成り立っていると思います。
ライダーとしての腕前も一流ですが、そっちのほうはあまり華やかな見せ場が少ないのが残念と言えば残念ですね。
「クライブ・ディアス」とは？
作中の立ち位置(ポジション)
ゾイドワイルド ZERO 第15話「破壊竜ジェノスピノを追撃せよ！」（あにてれ）より引用
共和国軍の軍人であり階級は中佐。
アイセル達の上司にあたります。
初代アニメの無印ゾイドにおけるロブ・ハーマンのポジションですね。
レオ達の旅に同行することはありませんが、何かと力を貸してくれます。
容姿・性格
ゾイドワイルド ZERO 第7話「ライガー奪還大作戦！」（あにてれ）より引用
初代アニメのハーマンはどちらかといえば筋骨隆々なまさに軍人といったイメージがありました。
ディアスも温厚で「頼れる上司」という感じですが、よりスマートで紳士的な印象ですね。
大人なイケメンのディアス。
ゾイドワイルド ZERO 第16話「徹底研究！これがライジングライガーだ！」（あにてれ）より引用
両親も健在で家族との場面ではやはり「息子」。
若さと貫禄を併せ持ちます。
ゾイドワイルド ZERO 第12話「無敵の咆哮！ジェノスピノ！」（あにてれ）より引用
温厚ですが、戦闘ではまた違った表情を見せます。
しかし決して荒々しい乱暴さではなく、
まさに「勇敢」という言葉がぴったりです。
搭乗ゾイド
ゾイドワイルド ZERO 第3話「飛べないライオン」（あにてれ）より引用
搭乗ゾイドはトリケラドゴス改ですが、
ゾイドワイルド ZERO 第14話「超進化！ライジングライガー！！」（あにてれ）より引用
ジェノスピノ戦ではギレルのスナイプテラを借用。
軍人としてオールラウンダーなライダーでもあります。
ゾイドワイルド ZERO 第25話「荷電粒子砲の脅威！」（あにてれ）より引用
トリケラドゴス改がジェノスピノ戦で大破したあとは、
ワイルドライガーのカスタム機を操ります。
主な活躍シーン
初登場シーン
ゾイドワイルド ZERO 第4話「ゾイド遺跡を死守せよ！」（あにてれ）より引用
初登場は第３話ですが、終盤に少しだけの登場です。
そのため実質レオ達とのやりとりは第４話以降になります。
スナイプテラが共和国領内に入ったことの兼ね合いで、結果的にレオ達をディアスが助けたかたちで出会います。
ゾイドワイルド ZERO 第4話「ゾイド遺跡を死守せよ！」（あにてれ）より引用
ライダーとして定評のあるギレルと因縁の仲とされるディアス中佐。
ゾイドの腕前も相当なのでしょうが、
アルドリッジのスティレイザーにわりとあっさり敗北。
やや残念な初戦ではあります。
ゾイドワイルド ZERO 第7話「ライガー奪還大作戦！」（あにてれ）より引用
以後は何かとレオ達に味方してくれる存在に。
レオ達にとって良き理解者であり後ろ盾になってくれます。
ジェノスピノ戦でのディアスの活躍
ゾイドワイルド ZERO 第12話「無敵の咆哮！ジェノスピノ！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第12話「無敵の咆哮！ジェノスピノ！」（あにてれ）より引用
ジェノスピノ戦ではレオのビーストライガーをかばい、トリケラドゴス改を真っ二つにされます。
黒星ではありますが、迫力のある演出の貢献。
ゾイドワイルド ZERO 第14話「超進化！ライジングライガー！！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第14話「超進化！ライジングライガー！！」（あにてれ）より引用
再戦ではギレルの思いも汲み、スナイプテラで戦場へ。
ジェノスピノを消耗させるという、
相手の攻撃を誘ってギリギリで避ける、それを繰り返すというものすごく神経を使う怖い任務をこなします。
それでなくても、
ディアスは一度トリケラドゴス改を真っ二つにされています。
今度は命を落とすかもという恐怖心も当然あるでしょう。
にも関わらず、
作戦を冷静にこなし成功させるディアスの技術はさすがです。
しかしいかんせん映像としては地味な感じになっているのが損な役回りです。
ディアスが最も活躍した場面
ゾイドワイルド ZERO 第16話「徹底研究！これがライジングライガーだ！」（あにてれ）より引用
そして第１６話が、ある意味で最もディアスが活躍した場面ではないでしょうか。
ジェノスピノの一件で、共和国はレオ達の力を警戒します。
そして軍の手元に置こうとします。
しかし旅を続けたいレオやアイセルとしてはそれは本意ではない様子。
軍の意向を汲みつつ、レオ達の気持ちを尊重する折衷案で場をまとめるディアス。
この人間関係の上手さと言うか、
上下関係を重んじながらも人道的な配慮を怠らないディアスはほんと人格者です。
オメガレックス戦のディアス
ゾイドワイルド ZERO 第24話「全身兵器！オメガレックス起動！」（あにてれ）より引用
そしてオメガレックス戦では、感情的なレオを抑えつつ、ギレルと共闘します。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第14話「超進化！ライジングライガー！！」（あにてれ）より引用
レオのように１体しか存在しないオリジナルゾイドで戦う人物も魅力ですが、
量産機を特殊仕様にした改造ゾイドが活躍するのも戦争を舞台にしたゾイドの魅力ではないでしょうか。
旧シリーズでもシュバルツ仕様をはじめ、ミリタリーでかっこいい改造ゾイドにファンも多いです。
そういう特殊仕様の魅力を担える一人がディアスなのではと。
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参考資料
