アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
人騒がせなボーマン博士
ゾイドワイルド ZERO 第20話「リジェネレーションキューブの村」（あにてれ）より引用
アニメ「ゾイドワイルドZERO」の登場人物、ウォルター・ボーマン。
ゾイドワイルドゼロの物語のきっかけとなった重要人物ですね。
ただ経緯を追って見てみれば、
意図してなかったにせよ地球が滅んだのはボーマン博士がきっかけで、そういう意味ではほんとお騒がせな人でもあります。
「ウォルター・ボーマン」とは？
作中の立ち位置(ポジション)
ゾイドワイルド ZERO 第17話「逃亡者ボーマン」（あにてれ）より引用
ゾイドに関する優秀な科学者であるボーマン博士。
ゾイドと人間の共生を目指す科学者です。
サリーの祖父であり、ランド博士の義理の父もでもあります。
惑星Ziで生まれ地球に移り住んだ入植第1世代になります。
容姿・性格
ゾイドワイルド ZERO 第17話「逃亡者ボーマン」（あにてれ）より引用
惑星Ziからの移民であるボーマン博士。
サリーや第1世代の人々同様、コールドスリープにて長い宇宙の旅のすえ地球に降り立ちました。
そのため実年齢よりも長い時代を経ています。
搭乗ゾイド
ゾイドワイルド ZERO 第17話「逃亡者ボーマン」（あにてれ）より引用
ゾイドに関する優れた科学者ですが、自身がゾイドに乗ることはほぼありません。
移動はバズ同様、ジープにて行っています。
主な活躍シーン
初登場シーン
ゾイドワイルド ZERO 第2話「爆砕の武器庫！ バズートル」（あにてれ）より引用
サリーの回想にて比較的初期から登場しているボーマン博士。
滅んでしまう惑星Ziから地球へ向かう人々。
荒廃した地球の環境を整えるため、ボーマン博士はZiフォーミングという技術を完成させます。
しかし実際は、
Ziフォーミング装置が反乱分子とのトラブルで時空を超え、過去の地球に降り注ぎます。
結果としてボーマン博士達が地球に向かう時代には地球は滅んでしまっています。
事故ではありますが、地球が滅んだのはボーマン博士が作った装置がきっかけになっているわけですね。
再登場
ゾイドワイルド ZERO 第5話「裏切りのガトリングフォックス」（あにてれ）より引用
そして実際の初登場は第５話。
バーンのガトリングフォックスを Z-Oバイザーから解放します。
博士自身はゾイドを兵器として扱うことに抵抗があり、そのため軍に所属しないスタンスをとっています。
しかし軍がボーマン博士の技術力を見過ごすわけもなく、結果としてボーマン博士は軍(特に帝国)から追われる身となっています。
ゾイドワイルド ZERO 第27話「暗闇の決戦！ ドライパンサー対ガトリングフォックス！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第27話「暗闇の決戦！ ドライパンサー対ガトリングフォックス！」（あにてれ）より引用
以後の再登場もバーンをきっかけとし、何かと縁のある二人。
サリーとの再会
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
オメガレックスの復活に危機感を持ったボーマン博士。
軍の前に姿を表すのは不本意ながらそうも言っていられるず登場。
結果としてサリーと再会を果たします。
レオとボーマン博士
ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突！ 二大破壊竜！！」（あにてれ）より引用
サリーとの再会に伴い、レオとも会うことになったボーマン博士。
ランド博士の金属化はゾイド因子が粗悪であるのに対し、
レオの腕はゾイド因子がきれいに融合していることがボーマン博士から語られます。
オメガレックス戦
ゾイドワイルド ZERO 第29話「暗黒の破壊要塞、覚醒！」（あにてれ）より引用
オメガレックス戦では、
オメガレックスのエネルギー供給を止めるためのデフレクターを開発します。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」（あにてれ）より引用
その気になればレオの金属化した腕を元に戻すことができそうだったりと、その技術力の高さがうかがえます。
ゾイドと人の共生を目指すボーマン博士。
ゾイドシリーズ全体を通してみると、
ゾイドはもともと農作業や重い荷物を運んだりと、人々と生活を共にしていました。
それが技術力の進歩と共に次第に戦争へ利用されていきます。
ボーマン博士の思想は古き時代のゾイドと人の共同生活に通ずるものがあります。
その他の記事
参考資料
