初代アニメである「ゾイド-ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第14話「めざめろジーク!」
ジークの回復に奔走する第14話「めざめろジーク!」。
アーバインとレイヴンの戦闘回になります。
あらすじ
レイヴンのセイバータイガーによってシールドライガーが受けたダメージは大きかった。ジークも瀕死の重傷を負ってしまう。ジークを戦いに巻き込んでいってしまったことに、バンは責任を感じる。
かたや、クロノス砦を自爆させるという荒技で帝国軍を退けた共和国軍は、次なる要所、マウントオッサ要塞の守りを固めていた。戦火はしだいに激しさを増していく。
そんな時、4人は偶然ドクター・ディと再会した。ジークを蘇らせるには、マウントオッサ火山にある特殊な鉱石『ゾイマグナト』が必要、とディから聞いたバンは、ムンベイと火山に向かう。
ディは、密かにレイヴンのセイバータイガーを倒さんと機会をうかがっていたアーバインにもアドバイスを与えた。それに従い、コマンドウルフに多弾装追撃ミサイルを装備したアーバインは、1人、レイヴンとの対決に向かう。「第14話めざめろジーク!」(TOKYO MX)より引用
解説
クルーガー大佐初登場
バンの父、ダン・フライハイトの親友でもあるクルーガー大佐。
引退していた経緯もありゾイド乗りとしての見せ場はないですが、作戦と読みの巧みさから実力者である様子が初登場時から明らかです。
自爆により帝国軍のゾイドを爆破するだけでなく、その瓦礫によって後続の帝国軍の足止めも想定した作戦は見事。
アーバインの名言
アーバイン「だったら、いっそのこと、あのままジークを死なせてやったらどうだ」
バン「なんだと!?」
アーバイン「ゾイドは兵器なんだよ。戦争やるために存在しているんだ!」
バン「違う!」
アーバイン「違わねえ。一人前のゾイド乗りになるってことは、一人前の兵士になるってことだ。お前はそれが嫌だと言った。だったらジークは必要ねぇはずだ!」
バン「ジークは俺の相棒なんだ!」
アーバイン「その大事な相棒があんなになっちまったのは、お前の腕が未熟だったからじゃねぇか。戦争や軍隊が悪いんじゃねぇ。ましてや、フィーネは絶対に悪くねぇ。お前自身が悪いんだ!」
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第14話「めざめろジーク!」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
「ゾイドは兵器か?」という作品としても解釈が難しいテーマに触れるバンとアーバイン。
バンにとって耳が痛い言葉ですが、アーバインがバンやフィーネのことを思ってあえて厳しいことを言っているのは明らか。
ドクターディの再登場と名言
お前らは話しているのか喧嘩しているのか区別つかんぞ。
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第14話「めざめろジーク!」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
第10話時点ではゲストキャラの雰囲気もあったドクターディ。
再登場である今回から、作中における「なんでも解説してくれる頼りになる人物」感が出てきます。
共和国の要塞に多弾頭追尾拡散ミサイルがある。
素早い動きをする相手には有効な兵器だ。
実験に使うと言ってわしの名前を出せ。
奴らも喜んで貸してくれるだろう。
(中略)
わしは男のロマンがわかる奴は嫌いじゃない。【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第14話「めざめろジーク!」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
アーバインに多弾頭追尾拡散ミサイルを貸し出すドクターディ。
バンのことを「未熟」と評したアーバインですが、皮肉も今度はアーバインがドクターディから「未熟者」と言われます。
このあたりの、物語の表現がしっかりつながっている構成が「ゾイド-ZOIDS-」のクオリティの高さだなと思います。
レイヴンVSアーバイン
ジークの復活とゾイマグナイト
前後のあらすじ