初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
第9話「魔物のすむ谷」あらすじ
概要
最獣要計画「ゾイドワイルド」起動!(YouTube)より引用
コマンドウルフは俺の身体の一部だ。
それを他人に貸す?冗談じゃねぇ。
どうしてもって言うんなら、腕ずくで手に入れるんだな。
俺がジークを狙ったように。アーバイン(ゾイド-ZOIDS-第9話)より引用
レアヘルツの影響にて暴走したジーク。
第9話はバンとジークの絆がさらに深まる1話完結の回になります。
あらすじ

前回の帝国軍に終われるバン達。
しかしレアヘルツが発生する地帯に偶然入ったことで帝国軍は撤退します。
軍から逃げることができたバン達ですが、レアヘルツの影響でジークが暴走してしまいます。
シールドライガーと共に逃げ出すジーク。
バンは傷を負いながらもジークを追いかけ、共に崖と落下した直後にジークがバンのことを思い出します。
ギリギリのところでジークがバンを背負いブースターを噴射。
こうしてバンのはたらきかけによりジークはレアヘルツ内でも正気を保つことができ一件落着します。
解説
レアレルツの伏線

ゾイドを狂わせる謎の電磁波であるレアヘルツ。
このレアヘルツもゾイドの伏線の1つではあります。
今回の一件でパルスガードが付いていないジークもレアヘルツ内で活動でき、物語としても制限がなくなり登場人物達を動かしやすくなります。
また、初見だとサブタイトルの「魔物のすむ谷」の「魔物」はレアヘルツという電磁波を擬人化した表現なのだろうと思えますが、全話を全て見た後だとこの「魔物」にもう1つの意味があるのかなと思います。
パルスガードの設定
初見だと、そもそもボタン1つでパルスガードの機能が作動できるなら、レアヘルツは大して支障がなさそうな気もします。
しかしパルスガードの効果や持続時間はレアヘルツの状況に依存している点、そのレアヘルツはランダムに発生する点、パルスガードにトラブルがあれば即ゾイドが暴走するリスクなどを考えると、やはりレアヘルツは危険であると言えます。
帝国のモルガ部隊もパルスガードが付いていないわけではないのでしょうが、軍が撤退したのも妥当と言えるでしょう。