初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
第3話「記憶」あらすじ
概要
最獣要計画「ゾイドワイルド」起動!(YouTube)より引用
シールドライガーでこのコマンドウルフに力負けか?
言ったはずだ。
お前にはそのゾイドは宝の持ち腐れってな。アーバイン(ゾイド-ZOIDS-第3話)より引用
白いゴルドスが守る砦の跡地を舞台に、アーバインとバンが初対面する第3話。
「オーガノイド」という言葉をバンが初めて知る回であり、「ゾイドイヴ」という単語も登場します。
第1話こそ盗賊団のコマンドウルフを撃退したバンですが、2話・3話とバンのゾイド乗りとしての未熟さが描かれています。
あらすじ

砂嵐によりジーク達とはぐれたバンとフィーネ。
道中をアーバインに助けられます。
会話の中でジークのことを話すバン。
翌日姿を消したアーバイン。
バン達はジーク達と再会し、たどり着いた砦の跡地では帰らぬ主人を待ち続ける白いゴルドスが。
ゴルドスに優しく接するバンとフィーネ。
砦の奥深く、遺跡の中の古代文字に反応するフィーネ。
本人もわからぬまま「ゾイドイヴ」という単語が頭に浮かびます。
そんな矢先、砦を襲撃しオーガノイドを奪おうと再び現れるアーバイン。
シールドライガーとコマンドウルフの戦闘は技量の差でバンが敗北。
最後の射撃をアーバインは打ちますがそこへゴルドスが介入。
後味の悪さを感じたアーバインはその場を一旦引きます。
解説
設定の矛盾
ゾイドは世界観の設定がガバガバというか曖昧なところが度々あります。
第1話では野良ゾイドが射撃を行うことに違和感を示したバンですが、今回のゴルドスは無人でありながら普通に射撃を行います。
また、バンが乗っていなくても一緒に歩いていたシールライガーが、間近で射撃をするゴルドスがいるにも関わらず静止している様子は違和感があります。
どの程度までパイロットの操作下にあり、どの程度までは生物として独立して動けるのか。
この設定はゾイドというコンテンツの永遠の課題ではと思います。
ゾイドイヴ
第3話にて物語の鍵となる「ゾイドイヴ」という単語が登場します。
アニメおよび漫画における最大のオリジナル設定とも言えるゾイドイヴ。
また日記と石板の様子から、ゾイドの世界において現代の文字はアルファベット、古代ゾイド人は難解な記号であることがわかります。
初めはみんなを危険にさらさないため村を出たバン達ですが、これを機にゾイドイブ(フィーネの記憶のてがかり)を探す旅へと方向性が固まっていきます。
コマンドウルフ(アーバイン仕様)

初登場時のアーバインのコマンドウルフはロングレンジライフルを装備していない通常武装となっています。
このため外観としてはカラーリングのみ異なる通常武装のコマンドウルフとなっています。