初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
第7話「レッドリバーの戦い」あらすじ
概要
最獣要計画「ゾイドワイルド」起動!(YouTube)より引用
負けるとわかってても戦わなきゃならんときもある。
それが男ってもんだ。ハーマン(ゾイド-ZOIDS-第7話)より引用
第7話は帝国と共和国、それぞれの軍を描きながらバン達が両軍に関りを持っていきます。
実働はほとんどありませんがダークホーンの初登場であり、前回わずかに登城したシュバルツもまとまったシーンがあります。
あらすじ

中立地帯でにらみ合いを続ける帝国と共和国。
不必要な戦闘は避けたいシュバルツに対し、戦闘を開始したいプロイツェンはロッソ達を利用します。
プテラスにより共和国の攻撃を装うヴィオーラ。
これにより両軍の戦闘は開始します。
勢力的に不利な共和国。
ムンベイが補給を装い侵入し、橋を爆破する計画を立てます。
しかし共和国の起爆剤が動作不良。
ハーマンの判断によりバンはムンベイのところへ。
崖を飛び越える必要がありますが、備えておいたアーバインのアシストにより無事に崖を飛び越えライガーは橋を爆撃することができます。
解説
やや対象年齢高めなやりとり
シュバルツ「あいにく私は、前線の一将校でしかありません。
元帥閣下の崇高なるご意志を理解するには、まだまだ未熟者であります」プロイツェン「よかったな。私は皮肉を聞き逃す術を知っている。
いずれにしろ、戦場における君の判断は尊重する。
しかし後日、君の責任が問われることを念頭において行動したまえ」ゾイド-ZOIDS-第7話より引用
戦争のストーリーが入ってきたこともあり、セリフや世界感の対象年齢が上がった気がする第7話。
令和の「ゾイドワイルドZERO」は初代ゾイドのとアニメの雰囲気(監督が同じということもあり)が似ています。
しかしやはり初代ゾイドのストーリーのほうが対象年齢若干上でしっかりした構成だなぁと思います。
無駄のない構成
爆撃が上手くいかなかったときのために、万が一の備えとして待機していたアーバイン。
捕らえられていた際に両国の戦争に感づいていたムンベイとアーバインは、おそらく打ち合わせをしていたのでしょう。
また戦闘のきっかけとなる偽装工作はヴィオーラが絡み、無駄のないキャスト。
アニメ「ゾイド-ZOIDS-」は動き回るゾイドに目が行きがちですが、ストーリー構成もしっかりしていて見返すたびに味のある作品です。