初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
第6話「とべ! ジーク」あらすじ
概要
最獣要計画「ゾイドワイルド」起動!(YouTube)より引用
でも、あのバッタ、戦おうとしていたわ。
フィーネ(ゾイド-ZOIDS-第6話)より引用
第6話はバン達が共和国軍と関りを持つ回になります。
ロブ・ハーマンの初登場回であり、終盤は帝国のシュバルツも初登場となります。
ゾイドに関してはプテラスの初登場となります。
あらすじ
前回スリーパーゾイドである共和国のガイサックを倒した一件で、共和国軍に怪しまれ囚われの身となったバン達。
捕獲されることを危惧したバンはジークの逃がしますが、後にジークが助けに来てシールドライガーと合体。
弾薬を拝借しようとして捕まっていたアーバインと共にバンは脱出します。
帝国との戦闘を控え緊張感のある共和国はプテラスで本格的にバン達を追いかけます。
弾薬のないバン達。
アーバインのコマンドウルフと連携した2段階ジャンプでシールドライガーはハーマンのプテラスを撃破します。
一方その頃、ムンベイとフィーネは帝国との戦闘に力を貸す契約をオコーネルと結びます。
解説
第6話の演出と伏線
今回も丁寧な演出となっているゾイド。
冒頭のグスタフに立ち向かった(?)バッタが軍に立ち向かうムンベイ達を表しています。
さらにそのバッタの無謀さを指摘したバン達自身が結果として圧倒的不利な戦いに今後挑んでいくという味な演出となっています。
基本的には子供向けでそこまで複雑なストーリーではないゾイドにおいて、このあたりのあえて渋い演出はこだわりを感じます。
オーガノイド
前回アーバインがジークのことを「オーガノイドになれる」と表現し、今回のハーマンも「オーガノイドになって」と言います。
これらより、ゾイドの世界においてオーガノイドは特定の種類のゾイドを指すというよりは、どちらかというとゾイドを活性化させるシステム・現象を指す言葉であることがわかります。
このあたりは「オーガノイドシステム」という単語が登場するゾイドバトルストーリーの設定を汲んでいると言えます。
バンのシールドライガー
今回の件でバンのシールドライガーは20年以上に前に大破し登録を抹消された共和国ゾイドであることがわかります。
この時点でシールドライガーは共和国のエース級パイロットが乗る最速ゾイドですから、20年前にそのシールドライガーが大破するとは相当大きな戦いがあったのでしょう。