オートインテリジェンス怪獣とは?~「SSSS.GRIDMAN」アンチの解説~

アニメ「SSSS.GRIDMAN」の用語である「オートインテリジェンス怪獣」について。
ネタバレも含みますのでご了承ください。



オートインテリジェンス怪獣とは?

「SSSS.GRIDMAN 第3話」(Abema TV)より引用

オートインテリジェンス怪獣とは人間同等の知性を持つ、自我を持った怪獣のことです。

「SSSS.GRIDMAN」におけるオートインテリジェンス怪獣は「アンチ」ですが、これは原作である「電光超人グリッドマン」の怪獣「シノビラー」がモデルになっていると考えられます。

「シノビラー」もオートインテリジェンス機能を持った怪獣ですが、
「アンチ」と「シノビラー」では設定が異なる点が多々あり、それに伴い「オートインテリジェンス怪獣」のニュアンスも異なっています。


「シノビラー」と「アンチ」の違い

まず「電光超人グリッドマン」と「SSSS.GRIDMAN」はストーリー自体もかなり違います。

同様に「アンチ」のモデルは明らかに「シノビラー」ですが、その登場も役割も大きく違います。

「アンチ」のモデルは「シノビラー」であり2人とも「オートインテリジェンス怪獣」ですが、双方の共通点はそれ以上でもそれ以下でもなく、「アンチ」と「シノビラー」はまったく別の怪獣です。

そんなシノビラーとアンチ。

2人ともオートインテリジェンス怪獣ですが、そのニュアンスが異なります。

シノビラーのオートインテリジェンス機能が単に「知能が高い怪獣」というのに対し、アンチのオートインテリジェンス機能は「心を持っている」というニュアンスに近いです。

こういった背景から、シノビラーはどちらかというと「卑怯な手を使う」イメージに対し、アンチは「グリッドマンを倒すために真っ向から勝負をしてくる」といった描写が目立ちます。

「SSSS.GRIDMAN」第10話「崩・壊」にて「心」を持っていることを自覚し、「グリッドマンを倒すために共に闘う」ことを決意したアンチは「グリッドナイト」に変化します。

アンチは怪獣でありながら「心」を持っていました。
そしてその心を介して自分の存在理由を模索するという「自我」もありました。
この「心」の存在が「グリッドナイト」への変身に大きく影響したわけです。

アンチはアレクシスが言うように「オートインテリジェンス怪獣」であり、

キャリバーが言うようにアンチは「人間を学習し」「心を持った生き物」なわけです。


オートインテリジェンス機能とは?

「SSSS.GRIDMAN」の物語中では「オートインテリジェンス怪獣」の定義について明確に説明はされていません。

しかしながら、
「オートインテリジェンス」は英語のスペルをみると「Auto Intelligence」、つまり「自動的な知性」、「AI」ですね。

本来「AI」という用語は「Artificial Intelligence」であり「人工的な知能」の意味なのですが、この違いも深いですね。

オートインテリジェンス怪獣は自ら学び成長する怪獣なわけです。

あえて人工的という言葉ではなく、自動を意味する「Auto」にすることで、アカネの思うようにはならないアンチの自我が表現されています。

AIによって作られた知能が心を持ったら、それは機械なのか人間なのかといった倫理的問題はSFでよくあるテーマ。

アンチが他者と触れ合いながら心を成長させ、それまでのコピーではない「グリッドナイト」になる流れは近年のAIブームをよく取り込んでいますね。


まとめ

オートインテリジェンス怪獣とは人間同等の知性を持つ、自我を持った怪獣のことです。

オートインテリジェンス怪獣という用語は「SSSS.GRIDMAN」とその原作である「電光超人グリッドマン」双方に見られますが、

「SSSS.GRIDMAN」においては「心を持っている」というニュアンスが強いです。

つまり「SSSS.GRIDMAN」における
「オートインテリジェンス怪獣」とは心を持っていて、自分の意思を持っている怪獣のことです。

アンチはアカネを気遣っておぶったりマフラーを貸したり傘をさし出したりします。

グリッドナイトはアカネの心を思うがゆえに怪獣を倒せました。

アンチには相手の心を思い、その思いから自分の行動を変えることができる自我があることが読みとれます。


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