初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
第4話「ふたりの用心棒」あらすじ
1話完結の物語にてバンとアーバインの関係性を描く第4話。
ロッソの初出陣でありレッドホーンの初登場回でもあります。
あらすじ
砂漠を、水を求めてさまようバン達。
「あっちに水の香りがする」と、またも不思議なことを言い出すフィーネ。
ついていくと、本当に牧草地のレイクコロニーを発見。大喜びで湖に飛び込むバンだが、アーバインが現れ一瞬身構える。しかし彼は、今はこのオアシスを盗賊から守るために村人に雇われた用心棒だという。バンは水のお礼に自分も手伝うと言い出し、アーバインは渋々承知する。
村長の話では、かつて村はもっと栄えていた。しかし、営利を目的に水脈を乱掘した者達がいたため地盤沈下が起こり、村の一部は廃墟となってしまったという。
気配に気付いたジークが吠えると同時に、盗賊の一団「デザルト・アルコバレーノ」の姿が砂塵の中に現れた。
盗賊達を相手に、息のあった攻撃を見せるバンとアーバインだが、バンのシールドライガーはついに敵に囲まれてしまう。絶対絶命の瞬間、バンは村長の水脈の話とフィーネの自然を感じる不思議な力を思いだし、ある戦略に出るのだった。「第4話ふたりの用心棒」(TOKYO MX)より引用
解説
めちゃくちゃ動きまくるぜ
この先、どんな危険が待っているか知らねぇが、めちゃくちゃ動きまくって、夢と冒険の世界を走り続けてやるぜ!
バン(ゾイド-ZOIDS-第4話)より引用
第4話にて初めてプロローグが挿入。
「めちゃくちゃ動きまくって」はまさにバンの代名詞。
フィーネの感覚と2つの月
第2話では布のほつれの位置、今回は水の音などを察知し、五感が非常に優れているフィーネ。
古代ゾイド人の性質なのか、自然とより調和した存在である様子。
自然との共生は第4話のテーマでもあります。
また、夜空を見上げるフィーネのシーンを通して、2つの月が描かれます。
惑星Ziには2つの月があり、アニメでも象徴的な演出となっています。
惑星Ziは過去に金属物質を多く含む隕石(惑星Mi)が衝突し、大きな環境変化が生じます。
これが金属生命体ゾイドの誕生のきっかけとなります。
この惑星Miの衝突により惑星Ziの1/4が吹き飛ばされ、その破片が惑星Ziの3つの月である「De」「Se」「Ae」となります。
このうち「De」は彗星との衝突で砕け惑星Ziに飛来。惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)を巻き起こします。
結果としてアニメの舞台となっている惑星Ziの時代には「Se」と「Ae」の2つの月があります。
フィーネの名言
フィーネ「バンの言ってること、正しいわ。バンの言ってること、間違ってる?」
アーバイン「間違っちゃいないが俺は」
フィーネ「私達のこと、嫌い?」
アーバイン「いや、別に」
【ゾイド公式】アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第4話「ふたりの用心棒」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
レモン水を捨てたフィーネに苛立つバン。
しかしフィーネのおかげでオアシスを見つけて機嫌を直します。
そしてオアシスを守るべく村の用心棒として雇われたアーバインと再会。
フィーネの微妙に噛み合わない会話と本質を見る着眼点が貢献します。
動き出すデザルト・アルコバレーノ
伝説ってやつは、信じている連中がいるからこそ、価値がある。
要はそれを、どう利用するかだ。【ゾイド公式】アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第4話「ふたりの用心棒」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
そしてジークやオアシスを狙い動き出す盗賊団「デザルト・アルコバレーノ」。
自然との共生
自然が与えてくれたものと、我々は上手に付き合わねばならんのです。
求めすぎれば、必ずバランスが崩れ、酷い目に遭う。【ゾイド公式】アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第4話「ふたりの用心棒」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
そして第4話のテーマとも言える自然との共生。
アーバインVSデザルト・アルコバレーノ
バンVSデザルト・アルコバレーノ
前後のあらすじ