書籍、「孤独の科学」から学んだことをまとめます。
抜粋ではなくあくまで学んだことを個人的にまとめたノート感覚なので、その点はご了承ください。
原文を読みたい方は本を買うことをおすすめします。
【目次】 [close]
「孤独の科学」のレビュー
孤独を知ることは、人とつながりをもつことの大切さを知ることでもあります。
幸せは自分一人だけで完結するものではなく、個人差があれど他者との関わりが影響してきます。
孤独について知ることは、幸せについて知ることでもあるわけです。
「孤独」というのはありふれた言葉ではありますが、改めて、特に科学的に考える機会は少ないものです。
身近でありながら考える機会が少ない「孤独」について学ぶ上で、「孤独の科学」は良著の1つです。
「孤独の科学」とは?(あらすじ)
「孤独の科学」とはジョン・T・カシオポ氏とウィリアム・パトリック氏による書籍です。
人間はなぜ孤独を感じるのか。
孤独は本人の幸福感や健康にどのような影響を及ぼすのか。
そいうったことが科学的な研究も踏まえながら書かれています。
序盤は「孤独」というものがどういうものなのかといったことが描かれています。
具体的には「孤独」は思い込みなのか、それとも脳の所見として現れる目に見える現象なのかといったことを考えます。
その後、「孤独」が人間に与える影響についてとりあげています。
「孤独の科学」の解説
人はなぜ、孤独を感じるのか?
序盤はそもそもの「孤独」というものについて触れています。
孤独とはなんなのか。なぜ人は孤独を感じるのか。
脳機能から見ると、孤独は「気のせい」ではなく、身体的な痛み同様に、人間が感じる痛みであることがわかります。
以下、詳しくとりあげます。
孤独と自制心の関係
では孤独を感じることでその人自身に何か影響が出てくるのでしょうか?
孤独感が慢性的に続くと、人は物事の判断に影響が出てきます。
例えば自制心の低下が見られます。
孤独でないことのメリット
前項で孤独のデメリットを考えました。
では、孤独でないこと、つまり「社会とつながりをもつ」ことのメリットはなんでしょう?
孤独感と年齢
同じ孤独感でも、年齢によってその人に及ぼす影響は異なります。
社会的つながりをもつ理由
人は社会的な動物であると言われるように、孤独を回避してきた歴史がありますね。
人が社会とつながりをもつことで、どのようなメリットを享受してきたのでしょう?
心理学的な背景から考えます。
幸せになるために
人間と孤独の関係性について知ったところで、では私達はどのように工夫すればより幸せになれるでしょう?
孤独の科学を踏まえた幸せについて考えます。
おわりに
「孤独感が強すぎるのは好ましくない」というのは誰しもがなんとなく知っていることです。
けれどそこから一歩踏み込んで具体的に孤独感について考える・知る機会は意外と少ないもの。
孤独について心理学をはじめとした様々な知見を得ることができる本著は非常に有意義な時間を与えてくれると思います。
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