アニメ「女子高生の無駄づかい」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
「ヲタ」菊池 茜(きくち あかね)とは？
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
個性豊かな女子高生達の日常を描くギャグ漫画「女子高生の無駄づかい」。
そんな「女子高生の無駄づかい」において、
バカ(田中)・ロボ(鷺宮)と共に主要人物であり、３人の中ではツッコミ役であるヲタこと菊池茜(きくちあかね)。
漫画家を志すもその夢を周囲には隠したり、
オタク趣味を持つ一方で女子高生として身なりにも関心があったり、
最も人間らしいというか、思春期らしい葛藤が描かれるヲタはそういう等身大の魅力がありますね。
アニメ「女子高生の無駄づかい」はヲタ視点で描かれた物語でもあります。
物語の主人公はバカですが、
「女子高生の無駄づかい」においてヲタはもう一人の主人公なのかなと思います。
人物の解説
ツッコミ役
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
個性豊かなキャラが多い「女子高生の無駄づかい」においてヲタはツッコミ役。
「女子高生の無駄づかい 第4話 まじめ」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第4話 まじめ」（Abema TV）より引用
冷やかなツッコミも勢いのあるツッコミもこなす物語になくてはならない存在。
オタク要素
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
そんなヲタはバカにあだ名をつけられた通りオタクで、
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
漫画やアニメ、ＢＬネタが大好き。
ちなみに、
ヲタはボカロＰである「低所得Ｐ」の大ファンですが、この低所得Ｐの正体は担任教師のワセダです。
将来の夢は漫画家
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
そしてヲタの将来の夢は漫画家で、
でもそういう夢を高らかと宣言できない羞恥心も持っています。
等身大の女子高生
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」（Abema TV）より引用
バカ・ヲタ・ロボの３人組の中では髪を染めたりスカートを短くしたり、比較的身なりに関心を持つヲタ。
各話での登場シーン
第１話「すごい」
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
高校入学。
ヲタが小学校の文集を開くシーンから物語は始まります。
バカの「彼氏が欲しい」「ありのままの自分を好きになってほしい」という発言はギャグとして扱われますが、
小学校の頃から変わらず素の自分でいるバカの存在が、ヲタにとってある種の救いになっています。
第２話「まんが」
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
ヲタのメイン回ですね。
漫画家を目指しつつも、日々の行動としては寝てしまったり漫画を読んだりわりと怠惰に過ごす時間もあるのがリアルですね。
バカの「諦めたらそこで試合終了じゃね？」という発言に結局勇気づけられるヲタ。
第３話「わすれもの」
「女子高生の無駄づかい 第3話 わすれもの」（Abema TV）より引用
授業中ぼーっとしていて注意され、
「ＢＬのことを考えていた菊池さんのことを考えていました」とヲタを巻き込むバカ。
ヲタはちょくちょく顔を赤らめるシーンがあって、そこが人間らしくてかわいらしいですね。
第４話「まじめ」
「女子高生の無駄づかい 第4話 まじめ」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第4話 まじめ」（Abema TV）より引用
まじめのメイン回ではありますが、
中学の頃に自分の夢を否定しなかったバカの存在をヲタが思い出すシーンはほんといい話です。
第５話「りりぃ」
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」（Abema TV）より引用
バカとリリィが話している一方で、
息を止めてスカートを履くヲタ。
体重も何かと気にしているのが女子高生らしい。
第６話「まじょ」
「女子高生の無駄づかい 第6話 まじょ」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第6話 まじょ」（Abema TV）より引用
「まじょ」のメイン回である第６話。
後先考えないバカと異なり、面識のない「まじょ」と友達になってほしいという琥珀の頼み事に慎重というか戸惑うヲタ。
しかし「まじょ」の誠実さや不器用さを理解してあげ、後半ではバカ達と一緒にまじょが掃除当番を終えるまで帰りを待ってあげるヲタ。
第７話「やまい」
「女子高生の無駄づかい 第7話 やまい」（Abema TV）より引用
好きなボカロＰの曲を聴き至福の時を過ごすヲタ。
声も普段より高い。
「女子高生の無駄づかい 第7話 やまい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第7話 やまい」（Abema TV）より引用
周囲を全く気にすることなく自分の世界に入り込むヲタに、
バカが「心のパンツ」の例えで自分の内面が「丸出し」になってることを指摘するヲタ。
「女子高生の無駄づかい 第7話 やまい」（Abema TV）より引用
そんなバカの忠告に気づけず、
自分がパンツを履き忘れていると勘違いするヲタｗｗ
「女子高生の無駄づかい 第7話 やまい」（Abema TV）より引用
バカの指摘に対して「確かに丸出しだった」とロボも同意。
最後まで気づけないヲタ。
珍しくバカがツッコミというか常識人。
ヲタがボケという貴重な回。
第８話「みずぎかい」
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
水着回。
夏休みでいつもと髪型。
登場人物の中では比較的髪型にバリエーションがあるヲタ。
第９話「おしゃれ」
「女子高生の無駄づかい 第9話 おしゃれ」（Abema TV）より引用
ロリ・リリィ・マジメがメインの回でありながら、けっこう出番があったヲタ。
ヲタは洋服や髪型のレパートリーの多さが作中で一番ですね。
また、Ｃパートのオチも第９話はヲタ。
第１０話「ろぼ」
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
ロボ回。および３人の過去が取り上げられる回。
それに伴い今回もそれなりに出番があるヲタ。
ヲタを通して、バカの純粋さや魅力が見える回でもありますね。
第１１話「ゆめ」
「女子高生の無駄づかい 第11話 ゆめ」（Abema TV）より引用
そして「まんが」に続く２度目ともいえるヲタ回。
感動回です。
第１２話「なかま」(最終回)
「女子高生の無駄づかい 第12話 なかま」（Abema TV）より引用
そして最終回。
第４話でヲタがふと考えた「なぜ私はバカと一緒にいるのか」という疑問に再び触れます。
ギャグもありますが、それだけでなくいい話で感動です。
おわりに
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」（Abema TV）より引用
リリィの分析によるとやはり女子高らしいカーストがクラスにあって、
中心となるグループと、優等生なグループ、普通なグループと様々な派閥がある様子。
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」（Abema TV）より引用
そんなクラスにおいて分類不可能なちょっと変なグループ扱いされているバカ・ヲタ・ロボ。
漫画家というはっきりとした夢を志すヲタは、やはりどこかクラスの「普通の女子」とは馴染めない部分があるのかもしれません。
そんなヲタにとって普段は馬鹿なことをやりつつも、心の奥底では自分の夢を否定せず受け入れてくれるバカの存在はヲタにとって大きいのかもしれません。
というように、
ヲタ目線で見るとなんだか「いい話」が多い「女子高生の無駄づかい」。
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