アニメ「女子高生の無駄づかい」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
バカ・ヲタ・ロボはなぜ疎遠になったのか？
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
基本はギャグ、たまにちょっといい話が魅力なアニメ「女子高生の無駄づかい」。
バカ(田中)・ヲタ(菊池)・ロボ(鷺宮)。
以前は仲が良かったものの疎遠になってしまった３人が高校で再会するところから物語は始まります。
バカ(田中)・ヲタ(菊池)・ロボ(鷺宮)は２回疎遠になったきっかけがあって、
１回目は中学入学でバラバラになったとき。
２回目はバカとロボが喧嘩をしたときです。
このとき大きな事件があったわけではなくて、上記をきっかけに
３人は互いの気持ちのすれ違いから、なんとなく距離が離れていきます。
中学入学
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
もともとは小学校が同じで仲が良かったバカ・ヲタ・ロボ。
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
しかし勉強ができたロボは、中学は隣町の進学校に入学することになります。
バカとヲタは地元の中学へ。
学校は同じでしたが入学時のクラスは別々。
こうして小学校の頃と比べれば互いの距離は離れ、次第に一緒にいる機会が減っていきます。
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
しかし元は同じ小学校校区。
中三のときにばったり会う機会があり、それをきっかけに３人はまた一緒になります。
バカとロボの喧嘩
喧嘩のきっかけ
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
そして高校の進路の話になります。
バカとヲタは「さいのたま女子高等学校」通称「さい女」に進学予定。
「さい女」は正直言って偏差値が低い高校。
進学校である中学でも学年トップの成績のロボは、通常なら高校も別の進路になるはずなのですが、
私もさい女に行くわ。
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
まさかの同じ「さい女」。
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
当然ながら２人は疑問を示し、
バカに至っては「人生棒にふるんじゃねーよ」とちょっと乱暴な言い方。
私の人生を勝手に決めつけないで。
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
これに対し感情的口調で返すロボ。
バカいわく、ロボが感情的になったのを見たのはこのときがはじめてだったようで。
喧嘩の理由
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
実は中学で周囲から避けられ孤立してたロボ。
そのことをバカが知ったのは後のこと。
ヲタはヲタで、ロボがさい女に行くと言った時点で何かを察した様子。
ヲタからすれば、「自分達に合わせた」というのは想像に難くないですよね。
こうして再び３人の関係はぎくしゃくします。
おわりに
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
そして高校入学のときに再会する３人。
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
いつものようにクールで、
そして自身の進路に迷いがないロボ。
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
いい意味で中学の出来事を引きずっておらず、あくまで自然に接するバカ。
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
そして中学の一件で、なんとなくぎこちないヲタ。
３人の中学時代が語られるのは第１０話で、
この１０話を踏まえた上で第１話から見直すと３人の言動１つ１つがまた違って見えてきますね。
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
ちなみに、小学校・中学校と普通に名字で呼び合っていたのに急にあだ名をつけるという、考えるとちょっと不自然なバカの行動。
もしかしたら、バカは、中学の頃のぎこちない関係ではなく、
小学校の頃のように純粋に仲良くできるよう、心機一転の気持ちであだ名をつけることにしたのかもしれませんね。
そう考えると深いですよね。
まあ、実際のところ、バカはそこまで考えてないのでしょうが。
一見するとバカの言動がすごく深く見えて、実はバカ自身は何も考えてないのが「女子高生の無駄づかい」のパターンなのでｗ
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