1. やることを明確にしてから物事に打ち込む
自分がやることを明確にしてから物事に打ち込む。というのはけっこう重要です。
何をやるべきかをはっきりさせることで迷いが減り、結果として時間当たりの効率が良くなります。
「今日は○○を完成させる」
「今から○○をやる」
「○○をやるために△△と□□をする」
といったように、やるべきことや手順、優先事項が高いことを明確にしてから行動を始めると集中して効率よく結果を出せます。
2. 朝の2時間が最も集中できる
時間術においてはどのようにやるかだけでなく、どんな時間帯にやるかも重要です。
心理学者のダン・アリエリー氏は完全に目覚めてからの2時間が1日の中で最も効率的な時間帯であることを述べています。
その一方で、この2時間をあまり認知力を要さないこと(ネットサーフィンやメールチェックなど)に使っている人が多いという実情を氏は述べています。
つまり、完全に目覚めてからの2時間に、その日やることで最も重要で創造性が必要なことをやるのが効率的であると考えます。
3. 雑多なことはしない
企業家のケビン・クルーズ氏は、自分がその日・その時間に専念すべき最も重要な物事をMIT(Most Important Task)と呼んでいます。
先述の通り、MITは完全に起床してから2時間の間に行うことが効率的です。
一方で、MITをやってるときやこの朝の2時間にすべきでないことも氏は挙げています。
メールのチェックや返信、郵便物の仕分け、書類のサインなどはたいして認知能力を使わないので生産的な時間で行うべきではないとしています。
4. まとめ
メールのチェックや郵便物の仕分けなど、雑務は片付けると達成感はありますが自分がその時間で何か有用なものを生産したかというとそうでもない。
私達がすべきは、仕事や生活を改善できる創造性や認知力が必要な物事です。
これらに取り組むために、その時間はメールを見たりネットサーフィンをするといった誘惑をシャットダウンします。
できれば朝の2時間にその日の最も重要なことに取り組めれば望ましいです。
5. その他の記事
6. 参考資料
ケビン・クルーズ『1440分の使い方』パンローリング株式会社、2017年