今日は涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)におけるエンドレスエイトについてです。
涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)のストーリーの一部。
補足記事:涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)のあらすじを1000文字以内で。
エンドレスエイトはアニメ2期における12話~19話に相当します。
涼宮ハルヒの意図せぬ力によって、夏休みが繰り返されてしまうというお話。
エンドレスエイトは先述のとおり、「夏休みが繰り返されて時間が進まず、これから抜け出すにはどうしたらいいんだ」という話。
エンドレスエイトは計8回。8回、主人公達の夏休みを繰り返し観ることになります。
内容としては、
12話:夏休みの日々の話
13話:夏休みが繰り返されていることに気づく
14~18話:13話とほぼ一緒
19話:夏休みのループを解決する
といった感じ。
各話の大部分のストーリーが一緒で、8回も同じことをする必要があったのか?という議論がファンの間で巻き起こるわけです。
個人的にエンドレスエイトはありかなあと肯定派。
エンドレスエイト肯定の一番の理由は、長門有希の心情に共感するため。
夏休みはストーリーとしては1万回以上繰り返していて、キョン達は気づかないものの宇宙人である長門有希は全ての夏休みを記憶しているんですよね。
エンドレスエイトにおける長門有希のうんざり感が、映画の「涼宮ハルヒの消失」につながる要素のひとつになるわけです。
エンドレスエイトって、実際に観るとほんとうんざりするんですよね。
このうんざりを長門有希は1万回以上経験しているんですよね。
そりゃあ変な考えも起こすわって感じ。
長門有希の心情とか、エンドレスエイトのうんざりさとか、そういうのって理屈でわかって共感できる頭のいい人もいるのでしょうけれど、個人的には実際にエンドレスエイト観て体験したほうが共感できる。
涼宮ハルヒの憂鬱に限らず、どうせ何かを観るなら楽しんでみたいので、エンドレスエイトを飛ばさず観ることは賛成派なわけです。
エンドレスエイト肯定派に至る理由は他にもちょこちょこ。
1つは作画が毎回異なること。
セリフを微妙に違っていて手抜きをしているわけじゃない。
むしろ似たようなことを繰り返す作業は大変だっただろうなあ。
もう1つは夏休みが終わらない(エンドレスの8月)の8と、放送回数の8回ということで数字がかかっているところ。
このへんはなんかまとまり良くて好きです。
そんなこんなでエンドレスエイトは肯定派ですし実際に観ました。そしてうんざりしました。
個人的には映画の感動につながったので頑張ってエンドレスエイト観てよかったなあという印象。
ただ、人に勧めるときは「エンドレスエイトは12話と19話だけ観ればいいよ」と伝えるかなあ・・・
ほんとエンドレスエイトは観たい人だけ観ればいいって感じ。
あと、エンドレスエイトは2期のときに放送された話なのですが、ウィキペディアとか見る感じ、1期シリーズ演出を務めた山本寛氏としては8回繰り返しは不本意だったっぽいですね。
ということで、エンドレスエイトは個人的にあっていいと思うのですが、「エンドレスエイトのループがないと涼宮ハルヒの憂鬱 (アニメ)は成り立たない」とまでは言わない今日この頃です。
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