アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
バーン・ブラッドがカッコイイ
アニメ「ゾイドワイルドZERO」の登場人物、バーン・ブラッド。
バーン、かっこいいですよね。
初登場時の序盤は、「器の小さい軍人」のイメージがあって、その後の成長からくるギャッブでかっこよさが際立ってます。
初代アニメのアーバイン的なポジションでもあり、
レオ達と付かず離れずな立ち位置なぶん、いざ共闘するときは胸が熱くなりますね。
また、旅を共にしているレオ達メインメンバーは、
レオ・バズ・サリー・アイセルであり、ゾイドはライジングライガーと小型ゾイドであるラプトリア。
戦力的にちょっと寂しい気もします。
そのため
ガトリングフォックスを操縦するバーンの共闘は、戦闘シーンの「映え」の観点からも重要と思います。
「バーン・ブラッド」とは?
作中の立ち位置(ポジション)
元々は二等軍曹として帝国軍に所属していたバーン。
バーンの転機となったのは、
当時新型ゾイドであったガトリングフォックスでの任務。
強制的にゾイドをコントロールするZ-Oバイザーにより、自我が強いフォックスは暴走し弱っていきます。
当初は出世のことしか頭になかったバーン。
しかし弱っていくフォックスと、ボーマン博士との出会いにより考えを改めます。
帝国軍に所属する限り、
フォックスが生きたままZ-Oバイザーの拘束から逃れることは難しいです。
そのため、
バーンはフォックスと共に帝国軍を抜けることを決意します。
以後は帝国軍に追われるかたちとなりますが、
これまで異なり自由を手に入れたバーンとフォックスは気ままに旅をします。
そして道中で度々レオ達と出会い、互いに協力する仲になります。
容姿・性格
キャラクターデザインとしては非常にイケメンの部類だと思うのですが、
ストーリー上では特に言及されず。
放浪の旅をする自由でワイルドな気質。
一方で、
村人を困らせるジャミンガを倒すなど、逃亡生活にも関わらず生計の立て方が良心的なバーン。
感謝される村人に対しても謙虚。
このへんの性格の丸さは、さすが元軍人というか社会人。
帝国軍から逃亡しながら旅をするという行動は荒々しいですが、根は優しいのかなと。
搭乗ゾイド
ガトリングフォックスは帝国で開発され、後に脱走したという経歴を持つゾイド。
そのため、
ワイルドブラストはマシンブラストではなくエヴォブラストです。
また、私服でワイルドブラストの演出があるのもキャラクターの中では比較的珍しいです。
金属化してゾイド因子と呼応できるレオを除いて、
ワイルドブラストは耐Bスーツという特殊スーツを着用しないと反動に耐えることができません。
そのためほとんどの登場人物は耐Bスーツである軍服でワイルドブラストしますが、バーンは軍を抜けたので私服の耐Bスーツを着ています。
主な活躍シーン
バーンの初登場
バーンの初登場は第5話。
暴走するガトリングフォックスに対し、整備員に八つ当たりするバーン。
初登場時はなかなかの小物感。
出世のことした頭になかったバーンですが、
ボーマン博士の言葉からゾイドについて考えを改めます。
そしてフォックスと共に軍を抜けます。
以後はレオ達と付かず離れずの関係でちょこちょこ登場します。
ジェノスピノ戦での共闘
レオ達と再び長時間行動を共にするのはジェノスピノ戦にて。
この仲間って感じがいいですね。
レオ達に協力しつつも、
共和国軍に対して報酬も期待しているバーン。
このへんは傭兵である初代アニメのアーバインと似たスタンスですね。
ジェノスピノ戦の一件で、その実力も改めて評価されることとなります。
おわりに
自由に放浪し、レオ達とは付かず離れずの関係。
扱うゾイドもライガーよりも細身な高速ゾイド。
まさに初代アニメのアーバインのポジションですね。
ちなみに、
初代アニメの無印ゾイドの主人公は同じく自由を愛する「バン・フライハイト」。
続く2作目の「ゾイド新世紀スラッシュゼロ」に、「バラッド」という名前のキャラクターがいます。
バラッドのゾイドは隠密行動を得意とするシャドーフォックス。
バン・フライハイト、
バラッド、
シャドーフォックス。
明らかに、ガトリングフォックスを操縦するバーン・ブラッドは旧作の小ネタが入ってますね。
ゾイドワイルドゼロは無印ゾイドと監督が同じであるためか、これまでのシリーズの小ネタや演出が入っています。
バーンもその1つかと。
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