「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください。
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アンチとナイト・怪獣少女と２代目は同一人物か？
SSSS.DYNAZENON 第8話（Abema TV）より引用
SSSS.DYNAZENON 第7話（Abema TV）より引用
映画「グリッドマンユニバース」にてグリッドナイト（アンチ）がグリッドマンに不意打ちを仕掛けることで、混濁した世界線を一旦リセットすることに成功します。
また映画では子供の姿であるアンチと怪獣少女、大人の姿であるナイトと２代目の姿がシチュエーションに合わせてそれぞれ登場します。
これらより、アンチとナイト・怪獣少女と２代目は別個体ではないのか？という可能性が出てきます。
この点について明言はされていないため考察の余地を残す展開となりますが、
考え方の１つとしてはアンチとナイト・怪獣少女と２代目はそれぞれ完全な別個体ではなく、「異なる世界線で同期されたデータのような関係」だったのではないかと考えられます。
解説
同期するアンチと怪獣少女
「SSSS.GRIDMAN 第６話」（Abema TV）より引用
SSSS.DYNAZENON 第7話（Abema TV）より引用
映画「グリッドマンユニバース」終盤、裕太達の蓬達の世界が再び交わり「同期した」としてアンチはナイトに、怪獣少女は２代目の姿になります。
裕太達の世界と蓬達の世界が交わった際、アンチとナイト・怪獣少女と２代目が同時に登場するのではなく、あくまで同期という形で一方しか登場しません。
アンチとナイト、怪獣少女と２代目は完全な別個体ではなく１つの存在に統合可能な関連した存在であることがわかります。
過去の記憶
SSSS.DYNAZENON 第8話（Abema TV）より引用
SSSS.DYNAZENON 第10話（Abema TV）より引用
「SSSS.DYNAZENON」にて怪獣の発生について２人が詳しい点、ナイトがアンチの頃の過去を持っていた点から、ナイトはアンチの頃の記憶を、２代目は怪獣少女の頃の記憶があることは明らかです。
一方で、蓬達の世界線が交わっていない場合、アンチも怪獣少女も「ナイト」「２代目」の力を使えていない様子です。
アンチと怪獣少女が「ナイト」「２代目」として存在するには、「SSSS.DYNAZENON」の世界線のデータが必要なのではないでしょうか。
「SSSS.DYNAZENON」の世界線が消去された際、夢芽達は消滅してしまいます。
これに対し、「SSSS.GRIDMAN」の世界線でアカネに創造された怪獣であるアンチ、元から存在してた怪獣である怪獣少女は消滅せずに裕太達と対話をします。しかしながら、ナイトと２代目の姿や力は使えない状態となっています。
ナイトや２代目は完全な別個体ではなく、アンチや怪獣少女という元データに統合する「追加データ」のような要素と言えるのではないでしょうか。
参考資料
