アニメ「SSSS.GRIDMAN」の解説です。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
「新条アカネ(しんじょうあかね)」とは？
「10.6(土)~スタート！新番組『SSSS.GRIDMAN』放送直前PV！」Tsuburaya Prod. Official Channel（YouTube）より引用
アニメ「SSSS.GRIDMAN」における２大ヒロインの一人である「新条アカネ」。
才色兼備なクラスのアイドル的な存在ですが、
裏ではアレクシスと共に怪獣を作り街や人を襲っていました。
「SSSS.GRIDMAN」において物語前半は裕太達と対立するかたちでまさに「敵」として描かれるアカネ。
一方で、物語後半からは心の隙をつかれてアレクシスに利用されます。
そのため終盤では六花やグリッドマン達が救おうとするヒロイン的なポジションになっていきます。
また、物語前半は裕太や六花の視点で描かれる「SSSS.GRIDMAN」。
しかし物語後半、ツツジ台の街がアカネが作った仮想世界であることが確定するに従って、本当の人間はアカネであり六花達はあくまで仮想世界の存在というアカネ目線で物語を視聴者は見ることになります。
この視点の変化もおもしろい作品である「SSSS.GRIDMAN」において、「新条アカネ」は非常に重要で魅力的な人物ですね。
「新条アカネ」の解説
各話ごとの活躍や解説
第１話「覚・醒」
「10.6(土)~スタート！新番組『SSSS.GRIDMAN』放送直前PV！
」Tsuburaya Prod. Official Channel（YouTube）より引用
第１話の時点ではアカネが怪獣を作っていることは明言されず、あくまでクラスメイトして描かれます。
第２話「修・復」
「SSSS.GRIDMAN 第２話」（Abema TV）より引用
第２話にてアカネが怪獣を作っていることがはっきり描かれます。
第３話「敗・北」
「10.6(土)~スタート！新番組『SSSS.GRIDMAN』放送直前PV！」Tsuburaya Prod. Official Channel（YouTube）より引用
アンチによって一旦はグリッドマンとの戦いに勝利します。
歓喜するアカネ。
第４話「疑・心」
「SSSS.GRIDMAN 第４話」（Abema TV）より引用
グリッドマンの真相を探るべく、合コンについていき六花に接触するアカネ。
２人が並んで、アカネにだけ影がかかっている演出。
第５話「挑・発」
「SSSS.GRIDMAN 第５話」（Abema TV）より引用
物語序盤のアレクシスとの意味深な会話。
そして終盤に山が崩れる描写。
怪獣だけでなく、世界もアカネが作っていることが示唆される回。
第６話「接・触」
「SSSS.GRIDMAN 第６話」（Abema TV）より引用
今度は内海に接触します。
第７話「策・略」
「SSSS.GRIDMAN 第７話」（Abema TV）より引用
さらに裕太にも接触。
第８話「対・立」
「SSSS.GRIDMAN 第８話」（Abema TV）より引用
渾身の作である「メカグールギラス」。
六花はアカネが作ったことが明かされる重要回でもあります。
第９話「夢・想」
「SSSS.GRIDMAN 第９話」（Abema TV）より引用
夢の回。
第１０話「崩・壊」
「SSSS.GRIDMAN 第１０話」（Abema TV）より引用
アカネ刺す少女ですね。
第１１話「決・戦」
「SSSS.GRIDMAN 第１１話」（Abema TV）より引用
途方に暮れるアカネ。
第１２話(最終話)「覚醒」
「SSSS.GRIDMAN 第１２話」（Abema TV）より引用
そして無事に自身の世界に帰還します。
おわりに
「SSSS.GRIDMAN 第２話」（Abema TV）より引用
オープニングの歌詞にある、
「君を退屈から救いにきたんだ」
の「君」はまさしくアカネを指していることがわかりますね。
怪獣を作り街を作り変え、自分の好きなようにやっていたアカネ。
しかしそれでは人の心までは動かせない。
現実の世界ではなく作られた世界で好き勝手やっていたアカネは、一見すると神様のように思えますが実際は「退屈な世界」で過ごしていたのかもしれません。
不安や悩みはあるけれど、それでも自身の世界で生きることをグリッドマン達は後押ししたわけですね。
そう考えると歌詞の意味が深いですね。
また、物語終盤で、アレクシスが永遠の存在であるがゆえに退屈をしていることが本人の口から明かされます。
上記も加味すると、
「君(アカネ)を退屈(アレクシス)から救いにきたんだ」という意味にもなりさらに深いですね。
その他の記事
