アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
呪胎九相図(じゅたいくそうず)とは?
呪術廻戦の用語である呪胎九相図(じゅたいくそうず)。
呪胎九相図とは、呪霊の子を孕む特異体質の女性が懐妊と堕胎を9回繰り返すことで生まれた特級呪物です。
解説
九相図とは?
もともと「九相図」とは呪術廻戦に限らず実際に存在する言葉です。
九相図とは仏教絵画であり、屋外の死体が朽ちていく経過を表した絵になります。
この死体が朽ちていく段階を九段階の絵に分けていることから、九相図とされます。
この9つの段階にはそれぞれ名前があり、
①脹相(ちょうそう)
②壊相(えそう)
③血塗相(けちずそう)
④膿爛相(のうらんそう)
⑤青瘀相(しょうおそう)
⑥噉相(たんそう)
⑦散相(さんそう)
⑧骨相(こつそう)
⑨焼相(しょうそう)
と各名前が付けられています。
1番の脹相は死後の腐敗は始まる最初の段階を表し、9番目の焼相が骨も焼かれて灰になった最後の段階を表します。
呪胎九相図の解説
呪術廻戦における「呪胎九相図」はこの九相図を元ネタとしています。
呪胎九相図は、加茂憲紀の祖先であり最悪の術師と言われる加茂憲倫が作ったものです。
呪霊の子を孕む特異体質の女性に、懐妊と堕胎を9回繰り返させることで生み出しました。
呪胎九相図においてもその個体は1〜9番が存在します。
呪胎九相図は特級呪物として高専で保管されていましたが、交流会において真人が高専侵入し奪います。
真人が奪ったのは1〜3番ですので、「呪胎九相図」における「脹相」「壊相」「血塗相」に該当します。
補足記事
参考資料