「JPEG」とは?
「JPEG」とは画像の形式の1つです。
「Joint Photographic Experts Group」の頭文字を取って「JPEG」とされ、読み方はおおむね「ジェイペグ」と読まれます。
「JPG」と表記されることもありますが、基本は一緒です。
「JPEG」は非可逆圧縮であり、ファイルの容量が小さいのが特徴です。
またグラデーションなどの表現が得意で、主に写真などの保存に適しています。
「JPEG」の意義(長所・短所)
JPEGは主要な画像形式の1つです。
パソコンや拡張子に詳しくない人でも、「ジェイペグ」という言葉だけは耳にしたことがある人もいるかもしれません。
JPEGは細かな色の表現が得意です。
そのため写真などの保存形式としてJPEGはよく使われます。
一方で、イラストなどは写真と比べれば同じ色の塗りつぶしが多いです。
こういった画像はJPEGは苦手です。少しぼやけた感じになることがあります。
また、JPEGは非可逆圧縮です。
つまり圧縮・上書きするとデータが劣化したり元に戻せなくなります。
しかしながら、そのぶんファイルサイズは小さくてすみ、
容量を節約したい意図でもJPEGは役立ちます。
「JPEG」の実際
以上のように、
・写真を保存するとき
・容量を節約したいとき
にJEPG形式はよく使われます。
ちなみに、同じJPEGでも設定した品質で質は異なってきます。
品質は0から100まであります。
100が高品質、つまり画像がきれいです。
JEPGの品質をこまめに設定する機会はそう多くはありませんが、もし決めないといけない状況になったときにどの数値がいいか。
JEPGの品質は85がおすすめです。
一見すると100の一番高品質がいいような気もします。
しかし、JPEGは性質上、86以上は画質の上がりのわりに容量が極端に大きくなります。つまりコスパが悪いわけですね。
画質と容量のバランスが良いのはだいたい85くらいまでです。
おわりに
以上のように、どんなファイル形式も一長一短があります。
「JPEGは画質がきれいなのか?」と聞かれれば、
「写真はきれい。ただし編集は不向き。だからイラスト編集などはPNGがいい」となります。