アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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第6話「希望の道」
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の第6話「希望の道」。
エルリック兄弟がマルコーに会う回ですね。
後の話につながる前置き的な回です。
戦闘シーンもなく平和な回ですが、物語の伏線も含まれていて退屈はしないですね。
「鋼の錬金術師」は迫力のある戦闘と錬金術や賢者の石に関する謎解き要素でどの回も退屈しない構成になっています。
この「どの回も飽きさせない構成」はアニメ化に際して特に配慮された点なのだとか。
全体のあらすじ
壊れた機械鎧を直すため、アームストロングと共に故郷リゼンブールへ向かうエドとアル。
途中休憩した駅で、アームストロングは偶然一人の男を見かける。男の名はドクター・マルコー。かつて軍の研究所で錬金術を医療に応用する研究をし、イシュヴァール内乱後、突如行方をくらました人物である。マルコーの元を訪れたエドたちは、そこで彼が軍の命令で「賢者の石」について研究していたという驚愕の事実を知る。
各シーンの伏線などの解説
ティム・マルコー
元国家錬金術師であるティム・マルコーが初登場。
軍にて賢者の石の研究をしていましたが、イシュヴァール殲滅戦などの残酷さに耐え切れず国家錬金術師をやめ軍から脱走するように身を隠します。
その後に「マウロ」という偽名で町医者をしていたマルコー。
上記のような経緯のため、国家錬金術師時代の二つ名は触れられず。(アニメオリジナルの1期では「結晶」という二つ名がありますが、原作準拠の2期では不明)
賢者の石の不完全品
軍の命令で自分を連れ戻しに来たのではないと知り、エドやアームストロングと冷静に話すマルコー。
賢者の石の不完全品をエド達に見せます。
賢者の石は本物も不完全品も一定以上使用したらエネルギーがなくなって消滅します。
マルコーが持っている賢者の石は材料となっているエネルギーが少ないため、すぐに限界がきてしまうのでしょう。
マルコーに思いをぶつけるエド
馬鹿な真似だってことはわかってる!
それでも目的を果たすまでは、針の筵だろうが、座り続けなきゃいけないんだ。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode6」(Abema TV)より引用
自身の信念を話すエドですが、それでも賢者の石の製造法を語ることはないマルコー。
真実の奥にある真実
この町の人達の大切な支えを奪ってまで、元の身体に戻りたくはないよ。
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode6」(Abema TV)より引用
マルコーから賢者の石のことを聞くのを諦めたエドとアル。
しかしマルコーはエドの気持ちに心が動かされ、最終的には賢者の石に関するヒントを伝えます。
マルコーが言う真実とは、
賢者の石は人の命を犠牲にして作られるということと、
賢者の石の生成には(ホムンクルスや軍など)大きな組織の目論見が関わっていることを指しています。
オートメイルの修理完了
その後リゼンブールに無事到着してオートメイルの修理が完了します。
オートメイルが修理されたことで両腕が使え、アルを修復するエド。
ピナコとアルの会話
前後のあらすじ