六花は裕太のことが好きだったのか?
アニメ「SSSS.GRIDMAN」において、六花は裕太のことをどう思っていたのでしょうか?
六花の裕太への気持ちは本編で明確に語られることはありませんが、物語の文脈から察するに、
六花は裕太のことが好きだったのだと考えられます。
もっと正確に言うと、
裕太の好意に対して六花も裕太のことを好きになったのだと予想できます。
今日は裕太に対する六花の気持ちに関する解説です。
六花は裕太の好意に気づいていたのか?
まず前提として、
裕太は六花のことが好きでした。
これは本編やボイスドラマにて明確に描写されています。
では、そんな裕太に対して六花はどう思っていたのか?
最終回の回想シーンや、なみこやはっすのからかい。
そして裕太が記憶喪失になる直前と、その後の六花のぎこちなさ。
これらを踏まえると、
裕太が記憶喪失になる前後(第1話)ですでに六花は裕太の好意をある程度知っていたと予想できます。
裕太に対する六花の気持ちは?
裕太は六花のことが好き。
では六花はどうなのか?
六花の気持ちについて参考になりそうなのが第1話。
コンビニ前。
記憶喪失になって状況がわからない裕太に説明をする六花。
「女子の家の前で倒れた」状況に対して、互いの関係を確認する裕太。
やっぱり記憶喪失前のことを覚えていない裕太。
それに対する六花の表情。
「やっぱり覚えていないのかあ」という呆れの表情ともとれますし、「本当に記憶喪失なのかな」という疑問というか疑いも混ざっているような表情ですね。
そしてあえてもう1枚カットが加わります。
先ほどの表情と比べるとどこか悲しそうな表情。
記憶喪失の裕太を心配しているのでしょうか?
いや、「悪いけど、響君と同じクラスになって初めてこんなにしゃべった感じだよ」と言って早々に歩き出す六花は、なんだか急に冷たいですね。
まとめ
六花「ねえ、記憶がないってことはさ、今日のこと全部覚えてないってこと?」
裕太「うん」
六花「そ・・・でも、もし記憶喪失のフリだったら、最悪だかんね」
裕太「え、なんかあった?」
「SSSS.GRIDMAN 第1話」(Abema TV)より引用
「今日のこと」を覚えていない裕太に対して、六花はなんだか都合が悪いみたいですね。
記憶がない裕太に対して六花は悲しそうな表情と冷たい態度を取っていました。
それなのに、裕太に対して六花は記憶喪失以前の出来事をあまり説明してくれない。
記憶喪失直前、裕太は六花に告白したのではないでしょうか?
そして、六花はそれをOKしたのではないでしょうか?
こう考えると、六花の言動にも説明がつきます。
まずは六花が記憶喪失前の出来事を裕太にあんまり説明してくれない理由。
記憶がない裕太に対して、「あなたは私に告白したんだよ」なんて言えないですよね。まるで自分が告白しているみたいですから。
さらに、六花の悲しそうな表情。
これは裕太の告白を六花がOKしたからなのではないでしょうか?
せっかく恋愛が成就したのに、その矢先の記憶喪失。
そのタイミングの悪さに、裕太自身のせいではないとしても「なんでこんなタイミングで記憶をなくすかなあ」という憤りが、六花の冷たい態度に出ているのではないでしょうか。
そして、「もし記憶喪失のフリだったら、最悪だかんね」という言葉。
「好きでもない相手に告白して、相手がOKしたら笑い者にする」なんていうドッキリ(?)というかいじめ(?)って割と耳にしますよね。
六花は自分が「からかわれた」という可能性も否定できず頭の片隅にあるのではないでしょうか。
このように、裕太の告白に対してOKしたという発端は受け身ですが、六花も裕太のことを好きになっていたと予想できます。
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