細川幸一氏の「大学生が知っておきたい生活のなかの法律」を読みました。
学んだことの要約やレビューです。
抜粋ではなくあくまで学んだことを個人的にまとめたノート感覚なので、原文をしっかり読みたい方は本を購入することをおすすめします。
「大学生が知っておきたい生活のなかの法律」レビュー
「大学生が知っておきたい生活のなかの法律」を読みました。
100ページ程度の薄い本で、熟読するというよりは「こういう法律があるんだなあ」とサラッと読んでいく感じです。
「目から鱗」と言えるほどの内容ではなく、あくまで基礎知識に徹した本だなあという印象です。
「大学生が知っておきたい生活のなかの法律」とは?
文字通り法律に関する実用書です。
内容構成やページのレイアウトも学校の教科書のようで良くも悪くも基礎的な本。
解説
労働や結婚、刑罰や年金まで広く浅く書いてある本書。
じゃあ大学生が社会人になるにあたって直接的に役立つことは何かなあと考えると、やっぱり労働に関することだと思います。
ブラック企業が多い昨今、労働基準法をはじめとした法律を知って、自分の権利は自分で守ることが必要なのかなと。
で、本書にある、知っていると役に立ちそうな法律の知識は以下のような感じです。
おわりに
弁護士や専門家でもない限り、法律をすごく詳しくなる必要ってないのかなあと思います。
法律に詳しくなるには、法律は多すぎるす難しい。
一方で、法律を知っておくことで得をしたり、トラブルを回避できたりするのも事実です。
自分の生活に関係がある法律を効率よく押さえておくというのがいいのかなと思います。
で、そのためには法律を要点を押さえて勉強する必要があって、そのためにはちょうどいい資料や本が必要になってきます。
ちょうどいい本とは、難しすぎず分厚すぎず、けれど信憑性のある本のことです。
「大学生が知っておきたい生活のなかの法律」は、ページ数も程よく、文章もある程度専門的な書き方をしつつも素人にも読みやすい本です。
その一方で、「こういうトラブルはこうしたほうがいい」といった実例や処世術的な側面は弱いかなあと思います。
書いてないことはないのですが、どうしても「知識豊富な先生が机上で書いた教科書的な回答」に留まっている印象です。
「大学生が知っておきたい生活のなかの法律」は、「生活に役立つ法律を学ぶ」というより、「生活に関わっている法律はどんなものがあるのか」ということを学ぶ座学タイプの本なのかなと思います。