今日はニキビに効くハーブティーについてです。
ニキビに効くハーブティーの選び方
ニキビは感染症の一種でもあります。
そのため抗菌や消炎作用に優れたハーブをチョイスしていきます。
以下の分量は1種類で飲むときの量なので、ブレンドする場合は好みに応じて加減しましょう。
エキナセナ
咳やのどの痛みに効果があると言われるハーブ。
ドイツを中心とした研究により、抗ウイルス作用が確認されました。
ニキビも広くみれば感染症の一種。アクネ菌による炎症を防止しましょう。
風邪、インフルエンザ、ヘルペス、カンジタ症などの感染症の予防にも効果的です。
飲みやすいですが基本は草の香り。
お湯500mlあたり小さじ1杯程度。
キク科アレルギーの人はご注意。
また、8週間以上続けての飲用は控えましょう。
カモミール(ジャーマン種)
カモミールはいくつか種類はあり、そのうち飲用としてハーブティーでよく使われるのはジャーマン種。
カモミールは消炎成分も含むので、ニキビにより炎症した肌の改善に役立ちます。
また、胃腸の働きを整える効果や鎮静・鎮痛作もあります。
カモミールは安眠も促しますので夜の飲用も◎
味はやさしい甘みで飲みやすい。
お湯500mlあたり小さじ1杯を目安に。
キク科アレルギーの人が注意が必要です。
ネトル
ドイツでは春頃の花粉症をはじめとした身体症状をやわらげるハーブとしてよく飲まれます。
ネトルの主な作用は消炎、鎮静、利尿、浄血や抗アレルギー。
花粉症、にきび、リウマチ、アトピーなどを緩和すると言われています。
味はほのかな甘みがあり、比較的飲みやすいハーブです。
お湯500mlあたり小さじ2杯が目安に。
レッドクローバー
体内の毒素を浄化するとされるハーブ。
レッドクローバーは女性ホルモンのバランスを整えるとされています。
また咳や喉の痛みといった呼吸器系の感染症の緩和、抗菌・消炎作用から肌トラブルにも効果を発揮するハーブです。
味も比較的飲みやすいマイルドなハーブです。
お湯500mlあたり花を5個前後。
妊娠中の人や子供の飲用は避けましょう。
まとめ
上記のようなハーブを1種類で飲んでもいいですし、好みの組み合わせで飲んでもいいでしょう。
味が好みじゃない場合は、飲みやすい味のハーブと組み合わせるといいでしょう。
カモミール、レモングラス、ミント、ハイビスカス、ローズヒップなどが他のハーブとも相性が良く飲みやすくするためのハーブとしてよく使われます。これらを活用してもいいでしょう。
体調改善を目的としてハーブティーを飲む場合は、1度に飲むのではなく1日を通してちょこちょこ飲んだ方が効果的です。
朝やお昼にハーブティーを淹れて、マイボトルなどで持ち運ぶといいかもしれませんね。
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参考文献
榊田千佳子・渡辺肇子『いちばんわかりやすい ハーブティー大辞典』ナツメ社、2011年