ハーブティーでよく使うハーブ10選 その2

様々な効能があるハーブ。
ハーブティーに使えるハーブをピックアップ。
その続きです。



シナモン

コショウ・クローブに並ぶ世界三大スパイスとも言われています。

消化促進、血行促進、抗菌、発汗を促します。
また、気持ちを落ち着かせてくれる側面もあり精神的に疲れた時も◎

お湯500mlあたりスティック1/3本を目安に。

多量の飲用は控えましょう。
シナモンアレルギーの方はご注意を。
妊娠中の方は控えましょう。



ダンディライオン

ノンカフェインでコーヒーのような味を楽しめることから、タンポポコーヒーとしても有名なハーブですね。

ダンディライオンは胆汁の分泌促進や利尿作用があり、おだやかな下剤として用いられます。
また、母乳分泌の促進として使われることも。

味はかすかな苦味と甘みがあります。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。

キク科アレルギーの人は使用の際はご注意を。
胆道閉鎖、胆のう炎や腸閉塞のある方は飲用しないようにしましょう。



コリアンダー

葉っぱの部分は「パクチー」としても有名ですね。
一般にハーブティーやスパイスとして使用するのは実の部分。

消化を助ける働きがあり、胃もたれ防止として食後に飲むこともしばしば。
また、腸内に溜まったガスの排出を促す効果があります。

味はスパイシー。
お湯500mlあたり小さじ2を目安に。


フェンネル

古代ギリシャ人はダイエットに利用していたとも言われるハーブ。

消化を助け、腸内のガス排出を促します。
痰をきる効果もあります。
また、母乳の出をよくする効果も。

味は甘みがあり飲みやすい。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。


ハイビスカス

クエン酸を豊富に含んでいるためスポーツ場面でも活躍するハーブ。

ハイビスカスには代謝促進、消化機能促進、眼精疲労の回復、利尿や緩下作用があります。

味は酸味がありますが飲みやすい酸っぱさです。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。
細かく砕かれている場合なら小さじ2でも。


ローズマリー

抗酸化作用を持つことから若さを保つハーブとして古くから知られています。
和名は「万年郎」。「永遠の生年」という意味です。

ローズマリーには抗酸化作用、消化や血行の促進効果があります。

味はすっきりとしていて、微かな苦味があります。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。

妊娠中や高血圧の人は長期にわたる常用や多量の飲用は避けましょう。


クズ

秋の七草であるクズ。干した根っこの粉末が漢方では「葛根」と呼ばれます。「葛根湯」と言えば馴染みがある人も多いのでは?

クズは解熱・鎮痛・発汗や血行促進作用があります。

風邪薬である「葛根湯」を利用したことがある人は、薬のイメージがありますねよ。
ハーブティーとしては砂糖を加えると意外と飲みやすいです。

お湯500mlあたり小さじ1。クズはとろみがあるのでよく溶かしましょう。必要があれば弱火にかけても◎


ラベンダー

紫色の花を咲かせるラベンダー。名前を知っている人は多いでしょう。
古代ギリシャでは怒りを鎮めるハーブとして認知されていました。

ラベンダーは鎮静・抗菌作用を持つハーブです。

華やかな香りとほのかな甘みで飲みやすいハーブですが、人によっては風味が薬のように感じるかもしれません。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。


ルイボス

古くから「不老長寿のお茶」として親しまれてきたハーブ。
「ルイボスティー」という名前はハーブにそれほど詳しくない人でも耳にしたことがあるのでは。

ルイボスは抗酸化作用を持ち、若々しさを保つハーブとされています。
また代謝促進や抗アレルギー作用を持つことから、冷え症や便秘、アレルギー症状の緩和にもつながります。

オレンジに似たさわやかな香りのためすっきりとした飲み心地。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。


パッションフラワー

向精神性ハーブとしても知られるパッションフラワー。

パッションフラワーは体のこわばりや高血圧、喘息や過敏性腸症候群、不眠などを改善します。
鎮痛作用があるので頭痛・肩こり・生理痛などに効果的。

作用が穏やかなため、老若男女問わず広く使えるハーブです。

味は甘みがありなめらか。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。


参考資料

榊田千佳子・渡辺肇子『いちばんわかりやすい ハーブティー大辞典』ナツメ社、2011年