初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第9話「魔物のすむ谷」あらすじ
概要
コマンドウルフは俺の身体の一部だ。
それを他人に貸す?冗談じゃねぇ。
どうしてもって言うんなら、腕ずくで手に入れるんだな。
俺がジークを狙ったように。アーバイン(ゾイド-ZOIDS-第9話)より引用
レアヘルツの影響にて暴走したジーク。
第9話はバンとジークの絆がさらに深まる1話完結の回になります。
あらすじ
移動中に突如、帝国軍ゾイドモルガ部隊の急襲を受けてしまったバン一行。
共和国首都へ向かうゾイドは、全て帝国軍の敵と見なされてしまうのだ。
何とかモルガ部隊をかわした4人だったが、戦闘の中で、シールドライガーの照準が思いきり狂っていることに気付く。その原因は、何の前触れもなく発生してはゾイドの制御系を狂わせて暴走させてしまうという、謎のパルス「レアヘルツ」によるものだった。
前に進めばレアヘルツ地帯、後ろには帝国軍……進退窮まってしまうバンたち。そして、レアヘルツは確実にジークにも悪影響を及ぼしていた。
恐れていた事態が起こり、とうとうジークも暴走を始めてしまう。シールドライガーに融合して暴れまくるジークになすすべもなかったバンは、走り去ったシールドライガーの足跡をひたすらに追い続ける。
何とかバンはジークに追いつくが、ジークはすでに何もバンのことなどは覚えていないかのようであった。だが、そんなジークでも、バンにはとても置き去りにすることなどできない。元に戻って欲しい一心で、必死でジークに想いを伝えようとするバンだったが……。「魔物のすむ谷」(TOKYO MX)より引用
解説
モルガの善戦
照準が狂っていたとはいえ、シールドライガーとコマンドウルフの砲撃を高速でかわすモルガ。
やられ役が多いモルガですが、おそらく作中で最も輝いたシーンの1つではないでしょうか。
レアレルツで暴走するジーク
ジークを追いかけるバン
フィーネ「大丈夫? 血が、出ていたから」
バン「これくらいどうってことねぇ!」
(中略)
フィーネ「バン、私にできることある?」
バン「ああ、もうやってくれてるよ。サンキュー」
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第9話「魔物のすむ谷」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
ジークを追いかけ崖から落ち、怪我をしたバン。
カプセルから目覚めた当初は感情が乏しかったフィーネも、今ではバンを心配し自分にできることを考えます。
こうやって寄り添うフィーネに対し、「(できることは)もうやってくれてるよ」と言えるバンの優しさ。
短いですが2人の会話から互いの信頼が垣間見えるシーンです。
アーバインとムンベイの会話・名言
久しぶりのホバーボード
久しぶりにホバーボードが登場。
一同はジークを追いかけます。
アーバイン達は複数台ホバーボードを所有しており、ゾイドの世界ではわりとありふれた移動手段なのかもしれません。
フィーネに1本取られたバン
こういうのを気合が足りないっていうのよ、ジーク
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第9話「魔物のすむ谷」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
レアヘルツを「気合い」のせいにしジークを教え諭すバン。
これに対し傷口を掴み痛がるバンを見せて、フィーネは同じく「気合い」という言葉を使います。
バンとの会話も含め、だんだんと人格形成がされていっているフィーネ。
前後のあらすじ