人の豊かさは、気にしないでいられるものの数に比例する

「人の豊かさは、気にしないでいられるものの数に比例する」

アメリカの思想家であるヘンリー・デイヴィッド・ソローの言葉です。


気にしすぎは不幸?


気にしすぎるというのはある意味不幸なことです。

例えば、味音痴の人は何を食べてもおいしく感じます。
スーパーの300円の弁当をおいしくいただけます。

けれどグルメな人はそうはいきません。
300円の弁当では満足できません。
味の違いがわかるから、安い味が気になるのです。

味音痴の人は300円というコストで幸せを感じることができます。
グルメな人は幸せを感じるために300円以上のコストをかけなければいけません。

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物と心


高級料理じゃないと満足できない。高級車が欲しい。
高級な洋服を身にまとわないと嫌だ。

物が豊かじゃないと満足できないということは、心を満たすために物の豊かさが常に必要になります。
心が豊かじゃないのです。心が豊かじゃないから物の豊かさで埋め合わせしているのです。

一方で、どんな食事でも生き物の命を感じてありがたく食べる。
毎日布団で眠ることができる。そして朝の光が気持ちいい。

物が豊かではなくても、心が豊かであれば幸せを感じることができます。

人生いろいろです。物が豊かなときもあればそうでないときもあるかもしれません。けれど心は常に豊かであるべきです。

もちろん、物が豊かであることで楽しめる心を否定する必要はありません。
物の豊かさのために仕事や勉強に努力することも悪いことではありません。

でも、物の豊かさは常に心の豊かさが先にあってのことなのです。


自分から不幸になる人


気にしすぎて、自分から不幸になっている人がいます。

人の短所ばかり目につく人がいます。
「普通はこうなのに」と常識を振りかざす人がいます。
「私はどうせ・・」と周りが言ってもいないのに自分の評価を勝手に下げる人がいます。

人はいろいろなことを気にしすぎてしまいます。
でも、その多くは自分の思い込みだったりします。

物事は一つの見方だけが唯一の真実ではありません。
物事にはいろいろな見方があり見方次第でポジティブにもネガティブにも見れます。そしてどの見方も間違ってはいません。

だからわざわざ自分を不幸にする物の見方をする必要はないのです。


豊かになるために


心を豊かにしましょう。
心を豊かにするためには、「こうあるべき」という気にしてしまう物事を1つ1つ卒業していきましょう。


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