ストレスに対応するための手順~コーピング方法~




ストレスへの対処の仕方

程度の問題はありますが、
幸せな人はストレスがないのではなく、ストレスへの対処の仕方が上手いのです。

人生にストレスはつきもので、それにどう対処するかという方法を知っていると便利です。

ストレスに対処するための行動のことをコーピングと言います。

主なコーピングの手順としては、
まず、そのストレスが自分でどうにかできる類いのものかそうでないものかはっきり自覚します。

そして、自分でどうにかできるものなら、改善方法を小分けにしてできるものから取りかかります。

もし自分でどうにかできない類いのものなら、気持ちを入れ替えるために趣味や運動など別のことをします。

意外とシンプルですね。
しかし1つ目の過程がけっこう重要です。

要するに、そのストレスや問題が自分でどうにかできるものなのかそうでないのか自覚する。

人は往々にして、
どうにもならないことを悩んだり、
行動すればいいのに動けなかったりしてストレスを感じるものです。

自分のストレスがどういった類のものなのかを振り返って自覚することが、ストレス軽減の第一歩です。


問題焦点型コーピングと情動焦点型コーピング

先述の、
ストレスや問題を自分で行動して解決しようとすることを問題焦点型コーピング

別の行動をして気持ちを切り替えることを情動焦点型コーピングと言います。

どっちがいいというわけではなく、ストレスの内容によって使い分けることが大切です。


ちなみに、情動焦点型コーピングで有効なものの1つにスポーツをすることが挙がります。

心理学的に、適度な運動はその人の幸福度を高めることがわかっています。


悩みがあったら紙に書き出す

ストレスへの対処に関連して、
よく「悩みがあったら紙に書き出すのがよい」ということが言われますね。

これは科学的にも正しくて、鬱に対する方法などでも用いられます。

ストレスを解消するために紙に書くときのポイントは5段階あって、

1.問題を書き出す
2.問題に対する思い込みを書き出す
3.問題に対してどう感じ、どう行動するかを書き出す
4.ネガティブな思いに反論するポジティブなことを書き出す
5.楽観的になれる説明を書き出す

という段階を踏むと、効果的です。


まとめ

幸せな人はストレスがないのではなく、ストレスへの対処の仕方が上手いのです。

ストレスに対処するための行動のことをコーピングと言います。

コーピングには、ストレスや問題を自分で行動して解決しようとする問題焦点型コーピングと、別の行動をして気持ちを切り替える情動焦点型コーピングがあります。

どっちがいいというわけではなく、
ストレスの内容によって使い分けることが大切です。

そのためには、
自分のストレスがどういった類のものなのかを振り返って自覚することが大切です。


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「美貌格差 生まれつき不平等の経済学」を読んで学んだこと

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参考資料

ソニア・リュボミアスキー『幸せがずっと続く12の行動習慣』日本実業出版社、2012年