サイト内検索をしやすくする基本設定
ブログやサイトのコンテンツ数が増えてくると、サイト内検索を使うことが多くなります。
サイト内検索が使いやすいとユーザーだけでなく自分も便利です。
ワードプレスの他の設定同様、サイト内検索も凝りだすときりがないですが、
とりあえず、
- AND検索をしやすくする
- 全角英数字と半角英数字を区別しない
- 平仮名と片仮名を区別しない
という設定は簡単にできますし、労力の割にサイトが一気に便利になると思います。
以下、これらの手順を。
AND検索をしやすくする
AND検索とは複数のキーワードで検索する方法ですね。
例えば東京のイタリアンのお店を調べたいなら「東京 イタリアン」で検索するほうが「東京」だけよりも「イタリアン」だけよりも早く情報が探せますね。
ここでポイントになるのがキーワードの間にある空白。
「東京 イタリアン」
「東京 イタリアン」
これはどちらも意味は同じですが、違うのは空白です。
上は半角の空白。下は全角の空白。
ワードプレスの初期設定では、全角の空白をキーワードの区切りと認識してくれません。
つまり半角の空白しか使えないわけです。
でも、日本語で字を打つ時はたいがい空白も全角ですよね。
サイト内検索で空白を半角でも全角でも使えるようにするには、ワードプレスに最初から入っている無料のプラグイン、「WP Multibyte Patch」を使います。
設定や「WP Multibyte Patch」については以下の通り。
WordPressの文字化けやAND検索を助けるプラグイン~WP Multibyte Patch~
半角・全角や平仮名・片仮名を区別せず検索する
例えば「WordPress」と「WordPress」。
アルファベットは半角と全角があります。
意味は同じなのに半角で検索したら全角のほうはヒットしなかったり、その逆であっても使い勝手が悪いですね。
同様に、「ワードプレス」と「わーどぷれす」のように平仮名と片仮名も区別されると使い勝手が悪い。
ワードプレスを平仮名で打つ人は少ないでしょうが、例えば「いちご」と「イチゴ」のようにどっちでもいいような単語は意外と多いです。
このように、
アルファベットが全角でも半角でも、仮名が平仮名でも片仮名でも共通して検索できるようにしたいです。
これらはテーマの編集でできます。
ワードプレスのテーマの編集から「functions.php」にコードをコピペすることで比較的簡単に実現できます。
コピペするコードは以下をご参照。
WordPressで全角半角、片仮名平仮名でも検索可能にする
まとめ
ブログやウェブサイトの使い勝手を向上するにはサイト内検索の充実は欠かせません。
サイト内検索を便利するプラグインも世の中には多いですが、どれを使うかはけっこう個人の好みが出ます。
今回紹介したのは、基本のプラグインと簡単なコードの記述だけで行える工夫なので誰もがワードプレスを扱う際に始めにやっておいて損はない内容かと思います。