私達は何を学ぶべきでしょう?
いま費やした時間が自分の身になり、
費やした時間以上の成果や時間が返ってくる。
そのようなものに時間を使えたら、人生は豊かになりそうですね。
先行投資というやつです。
先行投資をすることで人生の時間は増えます。
では例えば、先行投資になりえるスキルにはどんなものがあるでしょう?
ほとんどの人の仕事場にパソコンがあります。
多くの人がパソコンで文字を打つ機会があります。
書類を作る、メールを送る。
いずれにせよ、思考を文字化する作業です。
文章は大切なのは中身です。
書く内容が決まっているなら、文字の出力は速ければ速い方がいい。
現代において最も文字を速く出力できるのはパソコンによるタイピングです。
ペンで書くのはもちろん限界があります。
スマホも遅い。
片手の親指一本での入力は効率が悪い。
指は両手で合計10本もあるのですから。
それにタッチパネルは打鍵感がありません。
パソコンのキーボードなら「キーを押した」という触覚が伝わります。
だから手元を長時間見ないでも操作が可能です。
あなたがタッチタイピングができないとします。
あなたが作るのに1時間かかる書類があります。
誰かはタッチタイピングができて、その書類を30分で仕上げることができます。
あなたは書類を作る度に30分の時間を人生から奪われることになります。
速く文字を打つ練習に時間を費やしても、
それは長期的には時間を節約できます。
本を読むということは効率良く学ぶには欠かせません。
自分で気づくのに何年もかかるようなことを
本を読めば一瞬で辿り着けるがあります。
しかし世の中にはたくさんの本があります。
一生を費やしても、この世の本を全て読むことはできません。
私達は読む本を取捨選択する必要があります。
同時に、こんなに本があふれる世の中です。
すぐに情報を古くなります。時代は変わります。
さっさと読んで次に行くくらいがちょうどいいです。
速読を身につけましょう。
何も分厚い本を5分で読めとは言っていません。
読み方は人それぞれです。
ただし、1冊の本を2,3日で読めるようになりましょう。
速読法に「これ」といった唯一の方法はありません。
自分に合ったやり方が一番です。
自分に合ったやり方を見つけるには、まずはたくさん本を読むしかありません。
毎日本を読むと決めてみてください。
そして3日に1冊のペースで読むと決めてください。
人間は帳尻を合わせる生き物です。
先に期限を決めれば、その期限を守るための糸口をなんとか見つけるものです。
自分のスケジュール管理の方法を確立することは大切です。
やり方はなんでもいいです。
手帳に手書きでもいいし、スマホのカレンダーアプリでもいい。
「自分はこれ」というやり方を決めるのです。
スケジュールを管理して、スケジュールをこなすのです。
それは目標を立てて行動に移すことです。
目標の立て方と行動への移し方を知ることは、一生役立つスキルです。
「自分はこういう方法ならスケジュールを管理できるし先延ばしや物忘れを防げる」という自分の戦略の自覚が自信につながります。