AIの発展やその他の技術革新に伴い、仕事の内容というものも変わってきています。
なくなっていく仕事がある一方で、新しく生まれる職種もあります。
できることなら、将来性のある仕事に就きたいと思うものです。
これからの時代、一体どんな仕事が可能性を秘めているのでしょうか?
オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授たちが「未来の雇用」という論文を発表しました。
この論文では米国の職種702種類を対象に、それぞれの仕事の特徴を分析しこれから10~20年その仕事がなくなるか残るかの確率を計算したものです。
外部リンク:未来の雇用
※該当のランキングは57ページ目ほど。
レクリエーション療法士は障害を持った方や高齢の方の余暇活動を手助けする仕事です。
正直、レクリエーション療法士は医者や弁護士のように高い学歴が必要な仕事ではありません。
一方で官僚や政治家のようなコネやお金が必要な仕事でもない。
なぜレクリエーション療法士が将来有望なのかと言えば、それは人を相手にした仕事だからです。
人を相手にし、人を楽しませる仕事というのはなかなか機械に置き換えられるものではありません。
高齢化社会という時代背景も手伝って、レクリエーション療法士がこれからなくならない仕事ベスト1位です。
高度な機械や技術が浸透し、高度なインフラができあがるとそれを整備する人が必要です。
機械の修理やメンテナンスはケースバイケース。
専門的な技術や経験が必要な仕事です。
これは機器整備の全体を見渡し指示・管理・マネジメント・判断を下す職業も必要とされる仕事でしょう。
2位の機器整備同様、万が一の事態の対応というのもケースバイケースです。
どんな物事にもリスクはあります。
危機管理責任者も人が人であるがゆえにできる仕事かもしれません。
鬱など心の病、薬物乱用からの社会復帰。
人の心を助けるメンタルヘルスソーシャルワーカーが4位です。
人の心に人が寄り添う仕事は、機械で代用はできないということです。
補聴器などのメンテナンスを行う仕事。
聴覚訓練士という言葉は海外と異なり日本では一般的でないかもしれません。
日本では耳鼻科医やリハビリ職種である言語聴覚士、そのほか補聴器関係のお店や企業がこれに関わるでしょうか。
作業療法士はリハビリ職種の一つです。
着替える・箸を使うなど日常生活に必要な動作のリハビリをしたりします。
日常生活に必要な動作が充実すると、余暇活動も充実します。
そういう意味ではレクリエーション療法士により医療的な側面が加わった仕事と言えます。
歯の矯正、義歯作製。医療的な専門職ですね。
やはり仕事において手に職をつけるというのは大切なことのようです。
社会福祉士とも言われます。
複雑になる医療・福祉制度においてはそれらをわかりやすく患者さんに説明・手続きする仕事は必須です。
健康はバランスのとれた食事から。
口の健康は体全体の健康につながります。
3位の危機管理責任者と通ずる部分がありますね。
やはり万が一のとき、人が頼れるのは機械ではなく人ということでしょうか。
やはり手に職を持った仕事というのは強いですね。
特に技術だけでなく、資格という形で自分の技術が証明できるような仕事が有望のようです。
資格が必要な、人を相手にする仕事がこれからの将来有望な仕事と言えるでしょう。
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