IPアドレスとはインターネットの回線や機器に割り振られる値のことで、それぞれ世界に一つずつの値です。
IPアドレスがあることで私達はアクセス解析ができたりします。
自分が使っている端末のIPアドレスはなんなのかはネットで簡単に調べることができます。
「IPアドレス 確認」などで検索すればサイトがたくさん出てきます。
例えば以下のようなサイトがあります。
外部リンク:あなたの IPv6 接続性をテストしましょう。
このようにIPアドレスは意外と簡単に調べられます。
ちなみにIPアドレスが他人に知られたからと言ってそこからその人の住所や個人情報が即わかるわけではありません。
IPアドレスはそれぞれ世界に一つずつの値ではありますが、他の個人情報を芋づる式に簡単にひきだせるわけではないのです。
さて、先ほどのサイトにもあるように、
IPアドレスはIPv4形式とIPv6形式があります。
vとはバージョンのことで、
IPv4はバージョン4、IPv6はバージョン6です。
当然IPv6のほうが新しいバージョンになります。
ちなみにIPv4は32bit、IPv6は128bitの数値です。
IPv4は「123.456.78.99」のような4つ区切りの数字で表わされます。
IPv6は「123a:456:7891:234:5bc6:de78:f912:3456」などアルファベットと数字からなる羅列を:で区切る形になります。
IPv4とIPv6において日常的には大きな違いはありません。
インターネットの利用者の増加に伴い以前のIPv4形式ではIPアドレスが足りなくなってしまいました。そこで登場したのがIPv6です。
このような経緯なので、IPv6が何倍も性能がいいとかそういうことではありません。
単にIPv6の方がたくさんのIPアドレスを準備できるのです。
現在、IPv6の普及率は4割弱で、まだまだ旧来のIPv4も活用されています。
IPv6への移行は今もなお進んでいますが、IPv6は新しい形式であるため対応していない機器があるのも現実です。
IPアドレスというのはネットを普通に活用するぶんには特に気にする必要もないので、IPv4がいいとかIPv6がいいとかこだわる必要はないでしょう。
IPv4とIPv6どちらを使っているかはプロバイダの会社ごとに異なります。
先述したとおり、特にIPアドレスの形式にこだわる必要はありません。
ではプロバイダを選ぶ際にIPv4を使っている会社とIPv6を使っている会社どちらがいいかと聞かれれば、「IPv4、IPv6どちらも対応している会社を選ぶ」ことをおすすめします。あくまで強いてあげればの話ですが。
IPv6は新しい一方で対応していない機器やサービスもなくはないです。
ネット環境はストレスなく使えるのが一番。
IPv4もIPv6もどちらも対応していれば無難でしょう。
その他の記事
ドメインの違いやそれぞれの意味~.comや.co.jpの違い~