西村博之氏の「働き方完全無双」を読みました。
学んだことや役に立ちそうなことをまとめます。
抜粋ではなくあくまで学んだことを個人的にまとめたノート感覚なので、原文をしっかり読みたい方は本を買うことをおすすめします。
1. 「働き方完全無双」とは?
2chををはじえめとした様々なウェブサービスを作ったことで有名な西村博之氏(ひろゆき)。
近年はテレビ出演やYouTubeライブなどで目にする機会も増えましたね。
論理的でかつわかりやすい説明や考え方が人気のひろゆき氏。
そんなひろゆき氏の考え方をまとめた1冊が「働き方完全無双」です。
ひろゆき氏の著書はいくつかありますが、タイトル通りこの本は働き方に関する本です。
もう少し詳しく言うと、
先進国でありながら少子高齢化などの影響で衰退されていくことが予想される日本において、個人としての働き方はどうするべきか?といった内容です。
以下、要点を箇条書きします。
2. 新しいことに挑戦することが大切という話
スキルはマニュアル化され、誰でも再現可能になり、価値が下がる。
(スキルのコモディティ化)
未来が予測しにくい現代では、
いろんな分野に手を出して、そのうち1つが「たまたま当たった」という成功事例が多い。
だからいろんな新しい分野に早く手を出せるフットワークの軽さは大切。
新しいことを始めると、非難やバッシングを受けることもある。
けれど非難やバッシングは、「他者がその分野に参入してこない」というメリットもある。
3. 自由に働くために役立つこと
自分で会社を持っておくと、いろんなことが経費にできる。
特に著述家は経費に使える物が多い。
本業でなくてもブログなどで小額稼ぐだけでも著述家は成立する。
完璧を求め過ぎるのではなく、仕事は適度なところで終わらせる。
貯金があることで「嫌なら辞める」という選択もできる。
貯金は年間100万円貯められるかどうかが1つの目安。
どうせ仕事をやめるなら失業保険をもらったほうが得。
会社を作って個人事業をしていたことにすれば失業中のキャリアも傷つかない。
4. 人間関係のテクニック
自分の弱みを見せることで好感を持ってもらえることがある。
「太っている」など相手が気付きやすい自分のコンプレックスを相手が口にする前に自分から言うのは効果的。
「握手」は「礼儀作法の上でやりました」という感じがあるので、相手に好意を示しつつ、馴れ馴れしさもないのでちょうどいい。
日本以上に礼儀正しい国はいっぱいある。
例えばフランスはタクシーに乗るとき「こんにちは」と笑顔で言わないと相手が驚くくらい「笑顔の挨拶」が当たり前になっている。
残りは次回に続きます。
次の記事:「働き方完全無双」を読んで学んだことの要約とまとめ②
5. その他の記事
6. 参考資料
西村博之『働き方完全無双』大和書房、2018年