「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください。
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劇場総集編「毎日が退屈で」
劇場総集編「毎日が退屈で」は、映画「グリッドマンユニバース」公開に伴う「SSSS.DYNAZENON」の総集編で登場したボイスドラマです。
公衆トイレで紙がないことに気づいた暦と、蓬と電話をしながら通りかかった夢芽を描きます。
暦の情けなさや夢芽の(少しメンヘラな)素がおもしろい一方で、深い名言もある回となっています。
解説
人に聞かれたくない思いと、人に話したい気持ち
人に聞かれたくない思いと、人に話したい気持ち。
その間で揺れているものこそ、本物だと思います。SSSS.DYNAZENON ボイスドラマ 劇場総集編より引用
他のボイスドラマでも登場したお馴染みの表現。
みんな変わっていくよ。いつも俺より先に
暦「南さん、なんか変わったね」
夢芽「暦さんはあんま変わってないですね」
暦「よく言われる。
みんな変わっていくよ。
いつも俺より先に蓬君は、変わった?」」
夢芽「どうだろう……
変わったような……変わってないような」暦「近い人ほどわかんないよね。そういうの」
SSSS.DYNAZENON ボイスドラマ 劇場総集編より引用
後のセリフもそうですが、意図していないものの暦の言葉が夢芽と蓬の喧嘩にも通ずる名言となっています。
わざわざ言うほどのことじゃないくらいの、自然なこと
暦「でもよかったな。
ちせにも俺以外との付き合いがあって。
わざわざ言うほどのことじゃないくらいの、自然なことだったなら、なおさらさ」夢芽「あれ以来、刺激的なことってあんまりないですけど、ダイナゼノンやってたときがあったからこそ、なんていうか、
毎日が退屈で、楽しいんだなって思ったりしますね。」SSSS.DYNAZENON ボイスドラマ 劇場総集編より引用
お酒を飲むふりをして暦をからかう夢芽。
自分のくしゃみのために間をとる夢芽は鳴衣とのやりとりでも見られ、夢芽が暦にも心を開いていることがわかるシーンです。
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