アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
シズムの名セリフ
第4話「このときめきって、なに?」
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怪獣を育てるのは人の意思だよ。
俺達が怪獣を作るわけじゃない。
怪獣優勢思想は怪獣を必要とする世の中を作りたいんだ。SSSS.DYNAZENON 第4話(Abema TV)より引用
前作グリッドマンではアカネが怪獣に対する美学のようなものを語りましたが、今作では主にシズムから怪獣に関連した思想がうかがえます。
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シズム「どうして君達が戦う必要がある?
やっぱりどこかで、怪獣と戦いたいと思ってるんじゃないの?」蓬「そうじゃないよ。
ただやれることをやってるだけで」SSSS.DYNAZENON 第4話(Abema TV)より引用
グリッドマンでも描写された、「怪獣と戦うことを実は楽しんでいるのではないか」という葛藤。
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ここだって、自由な学校に見えてもみんな何かに縛られてる。
そういうものから解放してくれるんだよ。
怪獣はさ。SSSS.DYNAZENON 第4話(Abema TV)より引用
最終回でもシズムと蓬で対立した、「自由」と「不自由」。
第5話「恋人みたいって、なに?」
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シズム「そうやって、人は自身で理を作るよね」
蓬「理?」
シズム「自分で自分を縛っておきながら、自由を求める。
他人に流されながら他人を流す。
うっとうしくないのかな」蓬「そんな縛られてないとは思うけど」
シズム「それは君達が自分の不自由に気づいてないだけだよ」
夢芽「なんで私達に近づいたの?」
シズム「ただの興味だって前言わなかったっけ?」
夢芽「ダイナゼノンに乗ってるから?」
シズム「それもあるけど、君達から情動を感じたんだ」
蓬「情動?」
シズム「そういったものが、怪獣の好物なのかもしれない」
SSSS.DYNAZENON 第5話(Abema TV)より引用
蓬と夢芽の情動を使い、自身の体内の怪獣を育てていたシズム。
第6話「この切なさって、なに?」
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シズム「なんかあった?」
夢芽「なんでもないよ」
シズム「そっか。
じゃあ、何も聞かない」夢芽「ただ、今ちょっと、楽になりたいだけ」
シズム「南さんみたいな強い人でも、そんなこと思うんだね」
夢芽「強くなんてないよ」
シズム「南さんは、ありのままでいいと思うよ」
夢芽「それが簡単にできたら、よかったんだけどね」
シズム「簡単だよ。
本当は簡単なんだよ」SSSS.DYNAZENON 第6話(Abema TV)より引用
蓬と夢芽の関係がぎくしゃくする第6話。
第6話に関しては蓬よりもシズムのほうが夢芽によりそった会話ができており、それが蓬の嫉妬へとつながります。
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大丈夫、世の中は間違いなくいい方向に進んでいるよ。
(中略)
世界を変えるために、怪獣自身も変わっていく。
俺達も変わるんだ。(中略)
やろう。
怪獣で世の中を変えるんだ。SSSS.DYNAZENON 第6話(Abema TV)より引用
おそらく全話通しても強力なほうであった怪獣ブルバイン。
第7話「集まった意味って、なに?」
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変革を前に敵が増えるのはむしろ自然だよ。
SSSS.DYNAZENON 第7話(Abema TV)より引用
振り返ってみると、自身の考えをしっかり持っていながら他者を批判はしなかったシズム。
本当の怪獣使いは寝たりしないよ。
SSSS.DYNAZENON 第7話(Abema TV)より引用
そして伏線となる発言。
第11話「果たせぬ願いって、なに?」
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怪獣はどこまでも自由であるべきだ
SSSS.DYNAZENON 第11話(Abema TV)より引用
そして最終決戦。
第12話(最終回)「託されたものって、なに?」
第12話に関しては、話しているときだけでなく黙っているシーンすら重みがあるシズム。