アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
南香乃(みなみかの)の名セリフ
夢芽「何も、何も良くない!
自殺とか事故とか、そんなこと関係なくて、香乃に、死んでほしくないんだ。」香乃「死ぬ?それでわざわざ来てくれたんだ。
もっと、仲良くしとけばよかったね」SSSS.DYNAZENON 第10話(Abema TV)より引用
綺麗な青空と優しい言葉が切ないシーン。
香乃「夢芽、私のこと嫌いだったでしょ?」
夢芽「そんなことない」
香乃「そうやってすぐ合わす。
夢芽は、ちゃんと相手に合わせられるんだよ
だから、羨ましかった。
私は夢芽に憧れてたんだ。
だから、距離作っちゃった」夢芽「え?」
香乃「私も変わろうって、高校で部活に入って、いろいろ頑張ってみた。
空回りもしてたかもしれないけど、双葉先輩は、私に優しかったんだよ」夢芽「だったら、もっと頼ればよかったのに」
香乃「でもやっぱり迷惑かけたくなくて、無理しちゃったのかもしれない。
だからさ、あの人を責めないでね」夢芽「うん」
香乃「夢芽はちゃんと、人を頼りなよ」
夢芽「それは最近、わかった気がする」
香乃「そっかぁ。
やっぱり、少し羨ましいな」SSSS.DYNAZENON 第10話(Abema TV)より引用
最後の「やっぱり、少し羨ましいな」がなんとも切ない二人の会話。
香乃が生きている頃に、もっとお互い正直に話せたらよかったのでしょうが、不器用だった姉妹。
暦やちせもそうですが、人間関係の不器用さがたびたび描かれるダイナゼノンという作品。
夢芽「私、自分のいた時間に戻っていいのかな」
香乃「好きにしたらいいんじゃない」
SSSS.DYNAZENON 第10話(Abema TV)より引用
二人に溝があったときと同じ「好きにしたらいいんじゃない」の言葉を、今度は非常に温かい言葉として使います。
これが二人の会話の最後となる点も含めて巧みな演出です。