便利グッズを買い過ぎると逆に不便になる




1. 生活をシンプルに長期的に豊かにするには?

便利グッズを買い過ぎると逆に生活は不便になります。

世の中にはいろんな便利グッズがあって、便利グッズを見つけて買うことが好きな人も多いです。

けれど便利グッズってパッと出の一発屋芸人みたいなところがあって、生活に根付きにくいものです。

生活をシンプルに、豊かに、長期的に便利にしていきたいなら、目先の便利グッズに飛びつかないでオーソドックスな物を使うことに慣れた方が賢明です。


2. 便利グッズで生活が不便になる理由

「便利グッズ」に明確な定義はありませんが、個人的には
便利グッズは「その用途以外使い道がない物」ってことです。

あるいは、
「多機能にしすぎてどれも結局のところ中途半端な物」ってこともあります。

「その用途以外使い道がない物」って、かさばるんですよね。
だって、その用途にしかえないから。しかも、「その用途」ってすごく限られたシチュエーションだったりします。

反対に、「多機能にしすぎてどれも結局のところ中途半端な物」ってごちゃごちゃしてて結局かさばる。
付属品が多かったり、一部の機能が壊れてダメになって、でも他の機能はなまじ使えるので捨てられなかったり。

あと、
「便利グッズ」ってけっこう流行り廃りがありますよね。

自分が愛用していても、けっこうすぐに生産中止になってしまったりします。

そうなると、消耗品とか付属品を買い足せなくなってしまいます。

流行り廃りがある便利グッズを中心に生活スタイルを組み立てると、その便利グッズがなくなったときにすごく困ります。


3. 買わなくても代用できる

例えば、「レンジでパスタを茹でることができるタッパー」ってありますよね。

別に鍋で普通に沸かせばいいのではないでしょうか?

茹でてるときに目が離せない?
じゃあ、スマホのタイマーでアラームを鳴らせばいいのでは?

洗い物が楽?
じゃあ、家にすでにあるタッパーでレンジでチンすればいいのでは?
あるいは、お皿で直接レンジでチンすればもっと洗い物減りますよね。

別に「レンジでパスタを茹でることができるタッパー」って買わなくてもいくらでも代用できます。


4. まとめ

「料理のレシピは19世紀から大して変わっていない」という話があります。

これは別に料理に限ったことではなくて、
人の生活で必要な物というのは時代が変わっても大して変わらないということです。

昔っから人は鍋を使っているし、シャツを着ているし、時計で時間を見ています。

オーソドックスな物でオーソドックスな生活をすることが、物が一番片付きます。

どうせ、長期的に生活スタイルをがらりと変える便利グッズなってそうそう世に出ないものです。

まずは昔からあるオーソドックスな物で生活を組み立てたいと思う今日この頃です。


5. その他の記事

クリアファイルを使った領収書やレシートの整理の仕方

「ミニマリスト」や「断捨離」を履き違えている人

物を長く使うことが下手な人と上手な人の違い

テキストのコピーはできません。